例によって、劇場内はかねてからのゴジラフリークらしいシニアミドル客が数十人。
さて、ネタバレにならない程度の感想ですがハリウッドアレンジで軽いモンスターバトル映画になっています。アメリカ映画なので主役はまあ、コングですね。ゴジラは狂言回しというべきかコングの目的達成のためにダシに使われているような感じ。
そもそもの本家1954年ゴジラから山崎貴監督のマイナスワンで再認識されたような原爆、反戦へのメタファーなどいずこへ。ハリウッドのおもちゃとなっております。
ゴジラ、全力ダッシュするなよw
ストーリーは、コングの故郷が悪しき勢力に支配されている→コングだけではどうにもならず「ゴジラ、ワシの故郷がピンチやねん、助けてくれへんか」→ゴジラ「お、なんやワレまたやんのか」→コング「ちょ、待たんかい!」と言いながらコングがゴジラと派手なバトル→ゴジラ「拳を交わしたらワシらもうツレやな。〇〇も仲裁してくれよったし」→コング「おっしゃあ!!ほなヤツを倒しに行くで」→ゴジラ「やったるか!!」
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原作は少年ジャンプか?と思いましたw
まあ、ゴジラの扱いが軽い軽い
今回はピンクゴジラですもん
などと思いながら、つまらないと思ったらチケット代がもったいなので、あらゆる感情を捨て去ることで映画はそこそこ楽しめました
次作もあるとかなので、王道ゴジラ映画とは分けて楽しむのが大人の作法なのかな、と
カイジュウバトルのハリウッド版では「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」はお気に入りです。無名の監督ながらゴジラ愛にあふれていて。
観終わっても何も残らずピンチ→チャンスがワンパターンで脚本には何の深みもありませんが、ただ単に心を無にしてゴジラのバトルを観たいならおススメです