RYT200を取っておきながら言うのもなんですが、私ヨガアレルギーなんです。


クラスの始まりと終わりの挨拶で合掌してる先生を見ると、本当ぞわぞわしてしまうんです。


あとマントラ唱えるクラスもしんどいです。


RYT200を受講するまでは、ヨガ=運動だった私ですが、今では完全にヨガ=宗教です。


でも宗教なのは事実なんです。ヨガの歴史を辿れば、ヒンドゥー教やバラモン教、さらにはインド原住民さんたちに行きついてしまうんです。


現代のヨガは宗教的な意味はほとんどないと言われていますが、全然そんなことないんですよね。RYT200を通して勉強すればするほどに、その現実にぶち当たりました。


RYT200の必須科目にあるヨガ哲学。


最初は面白いなぁと感じて講義を聞いていましたが、ふと気づいちゃったんです。ヨガの素晴らしい哲学があるのに、なんでインドはいつまでも貧しくて汚いの?って。


自分なりに解釈してみた結果、やっぱりベースにあるのがヒンドゥー教(元バラモン教)で、カースト制度で国を運営していくのに都合の良い教えを布教したってことだと思うんです。


『ヨガとは心の作用を死滅すること』


って言葉を習うのですが、


無の境地になるくらい心を殺さないと、耐えられない程の身分や職業の人がたくさんいたって事だと思うんです。


カースト制度は現代でも都市部を除けば未だ残っていると聞くし、優秀な人材は海外へ流出しているし、インドが発展しないのも納得です。



そんなインドの教えを、日本人が真剣に学んで、『八支則を生活に取り入れてみましょう!』とかいうRYT200講座にアレルギー発動しちゃいます。


哲学を学ぶのは別に悪くはないけど、概要だけわかれば十分なのでは?生活に取り入れたらもはやそれは宗教でしょ。そこで感化されて、『ヨガ哲学素晴らしい!』みたいになってる参加者みると、おいおい大丈夫か?って思っちゃう私です。あとは、ヨガ哲学を真剣に受け取りすぎて、思い詰めちゃって、涙目で質疑応答してる人もいましたね。みんなメンタル大丈夫か?


ヨガ哲学なんて、無宗教の日本人がチャペルで結婚式するくらい軽く受け取って行きたいもんですね。異文化交流くらいのノリで。



あとは、ヨガの先生が言う

『物事に良いも悪いもない』的なセリフね。

あとは『静かに眺めましょう。』とか。

これ本当危険だと思う。


身内に不幸があってもそう思えるのか?

心を死滅させて、静かに眺めてろと?


私は良いものは良い、悪いもの悪いとハッキリと意識を持って生きて行きたい。良いも悪いもないって、眺めるって、つまり思考停止でしょ。やばくないか?


子どもがもし学校で誰かを傷つけても、良いも悪いもない、静かに眺めましょう。って言うの?


こんな綺麗事言ってるから、ふわふわスピおばさんが蔓延するんでしょ。


思想強い系インストラクターの皆さん、世のため人のためと思って布教してるんだと思いますが、それ本当迷惑なので辞めてください。