高齢の母と実家の建て替えに挑戦してます。
住宅メーカーの標準仕様となっているキッチンやお風呂などの色決めをしました。
これがまた思ったよりも大変で。
住宅メーカーである程度絞られた範囲の中で選ぶはずなのに、
目移りするし、
はっきり言って、
カタログを見ただけではわからない。
サイズ感も色も全く。泣。
だから、悲しいかな、
やっぱり住宅メーカーの営業さんの一言に誘導されてしまう。
こんなとき、
バーチャル空間で見られたらいいのにね。
色決めといっても、
選ばなくてはいけない箇所が多い。
窓枠のサッシの色とかならまだわかるけど、
屋根の軒下や、雨樋の色を5色から選ぶとか、
選ばなくてはいけないものが多すぎだよ。
壁紙やカーテンは含まれずに、
今日の打ち合わせだけで、
2時間以上かかってしまった。
家を建てるんだなぁ、と
新しい家に思いをはせながら、
ワクワクしながら楽しむと言うよりも、
ぐったりと言う感じ。
で、今日は仮の色決めなんだそうで、
最終は現場監督さんとの打ち合わせまでは変更が可能なんだって。
正直、色にこだわるのは、
壁紙やカーテンが無いなら、
お風呂やキッチン、カップボード(食器棚)くらいまでじゃないかなぁ。
選べて良いと言うよりも、
選べすぎて苦痛、かも。
たしか、
選択肢が多すぎると
その効用は下がるって、
マーケティングの本で読んだことがある。
ジャムの法則
バンに塗るジャムの種類が24種類と6種類でどちらがたくさん売れたかを試食販売しながら調査した結果、
6種類の方がたくさん売ることができた、というものです。
経済学でも、
選択肢が増えることで、
顧客の満足度は上がるのだけど、
選択肢が増えすぎると逆に満足度が下がってしまうことを取り扱っていたことを思い出した。
時間制限なく色選びができるなら、
楽しいかもしれないけど、
締め切りまでが短いのなら、
顧客の満足が下がらない程度まで、
選択肢を絞るほうがいいと思うな。
誰か言ってあげてよ、と、思いました。