高齢の母と実家の建て替えを計画しています。


間取りコンテストの若手営業さんの続きです。


3度目の正直、

今日こそ見積もり出るよね、と期待した打ち合わせ日が来ました。


これまで、

間取りコンテストとやらにじゃまされて、

兄の描いた間取りから脱線してしまい、

話が進んでいませんでした。


さすがに3度目の打合せとなったので、

間取りコンテストの応募期限が過ぎてしまったらしい。


営業さんの開口一番が、

間取りコンテストの表彰式で、

選ばれたご家族が涙を流して喜ばれていたとの報告がありました。


あぁ、そうだったのね、と思いつつも、

って、最初から兄の描いた間取り図で見積もりしてくれていたら、

間に合ったかもしれない?かも。

まぁ、しかたないか。


営業さんは、コンテストへ参加できなかったことを、いかにも残念そうに話てくれました。


次の話題は、

モデルハウスを580マン円でお譲りしますのキャンペーンの応募は間に合うけど、どうしますか?だって。


2階建てのモデルハウスでしょ?

我が家は平屋だって言ってるのになぁと思い、そのまま聞いてみた。


そしたら、2階建てのモデルハウスをそのまま移築はもちろんできるけど、

間取り変更が可能なんだと言うのです。


2階建てから平屋にもできる?(凄っ)


嘘みたいな話だけど、できちゃうみたいなんです。


パネル工法だから、

モデルハウスを分解して移築できるし、

使われていたパネルを上手に組み合わせを変更するだけで、間取りが変えられるのだそうです。


そのまま移築だけしかないと思い込んでいたので驚きました。


とはいえ、間取りを変えるとなると、

平屋ならかなり材料が余るものの、

設計をし直すなどの追加費用がかかるのは間違いないから、損した気分になりそう。


やはり、580マン円じゃ家は建てられないね。(苦笑)


って、またもや客にニンジンをぶら下げるような営業をするんかい?


イラっとしながらも、

今日こそ見積もりもらえるはずなので、

作り笑顔でその場をしのぐ。


やっと修正された間取り図が2パターン出てきた。


こちらは鉄骨住宅のパターンで…


え?鉄骨住宅?


鉄骨住宅にしたいって、一度も言ったことないぞ!


鉄骨住宅と聞いたとたん、私は思考が止まり、固まってしまった。


2つ目の間取り図の説明が終わった(ようだ)


「あの、なんで鉄骨住宅?」


ま、みなさんもこの会社がどこかって、薄々おわかりだとは思いますが、、、


パネル工法の鉄骨住宅が売りの住宅メーカーさんだから、

(若い営業さんだからなおさらなんでしょうね)

鉄骨住宅を客に勧めざるを得ないと言うことのようです。


そのあとも、

間取り図が兄の描いたものとは、まだ違うので追加説明をしてもらいました。


今日のメインは見積書。


で、この間取りでいくらになるの?


たぶん、鉄骨住宅で2800マン円になると、、、


え?たぶんって、見積してない?


実は仕様が決まらないと、

会社のシステムに入力できないので、

見積もりができない、のだそう。


見積書を期待したのに、

今日も見積書がもらえませんでした。


ニンジンばかりが鼻について、

ほとほと嫌になりました。