高齢の母と実家の建て替えを計画中です。


住宅展示場をまわりながら、見積もりを依頼しています。


家を建てるのは初めてなので、

私の知ってる住宅メーカーって、

テレビCMとか、新聞広告とかが情報源。(狭いっ。笑)


大手の住宅メーカーのモデルハウスを見た後に、

我が家の予算ではむずかしいだろうな、とため息をついたとき、


ふと坪単価が30マン円からと書かれたのぼり旗をみて、

ふらりと入ってしまった地元の住宅メーカーさんのことです。


地元メーカーさんのモデルハウスの外観は

ついさっきのところに比べれば見劣りするものの、

一般住宅としてはアリだなと思える。


何がそんなに違うのかな。


ベテランの営業さんが付いてくれました。


今日はどちらのメーカーさんを回られましたか?と、やっぱり聞かれました。


今日、ここが初めて、とは言えず、

S林業さんを見てきたと正直に話しました。


そうですか、

S林業さんは大手だし、素晴らしい家が建てられそうですね。

(大手と)うちとは違いますが、

(うちは)けして安かろう、悪かろうではないとのこと。


木造住宅メーカーで、

柱に使っている木材の太さが、

通常は3.5寸だけど、うちは4寸が標準。

柱の間隔も他社より狭くしてあるから、

1軒に使う柱の本数も他社より多いし、

筋交や耐震金物もしっかり入れてる。


だから耐震等級3が取れると説明してくれました。


もともとは地元のゼネコンからの事業展開で、

ホテルオークラが入っている商業ビルにも関わっていることがわかりました。


地元に密着している企業だからこそ、

住宅価格は安いけど、

悪いことはしませんから、安心して欲しいと。

(悪いことって、たぶん手抜き工事などしない、と言いたいのだろう)


ベテランの営業さんに、兄が描いた間取り図を渡しながら、見積もり依頼をしました。


熱心に話てくれるので、

平屋が人気だと聞いているけど、

平屋のモデルハウスが無くてイメージが湧きにくいと素直に話しました。


そしたら、

ベテランの営業さんだから(?)、

今建築中の平屋があるので、見ていきませんか、と提案され、急遽、建築現場を見に行くことになりました。


熟年夫婦の家の建て替えで、

間取りは2LDK(客間と夫婦の寝室、リビングダイニング)の家です。


夫婦の寝室は一部屋で広いなと思ったら、

部屋の中央に引き戸がつけられるようになっていて、

寝室を分けて2部屋にすることもできるようになっていた。


初めて建築途中の現場を見ました。

大工の職人さんが休憩中だったので、

じっくりと見ることができまして。


内壁が貼られる前だったので、

さっき聞いた柱や筋交、耐震金物なども見ることができました。


ただ、耐震金物は、

ついさっきS林業のモデルハウスでゴッツイものを見てきたばかりだから、

一般住宅なら使われている耐震金物なんだけど、貧相に見えちゃって。苦笑。


柱が4寸と聞いていても、

現場で3.5寸と比較できないから、

柱が太いのかも実感が湧かなかったなぁ。


少しだけ気になったことは、

壁の中って、なかなか見ることができないことだし、

また、私が他の現場を見たことがないからだろうけど、

壁の中はかなり雑に作られているんだな、と感じました。


内壁が貼られてしまえば家主も見ることができないわけで…。


たまたま、我が家は住んでいる母屋の隣に建てるのだから、

毎日、工事の進み具合を見て確認したいな、と思いました。