教育実習を振り返って その1 | オーストラリアの森から

オーストラリアの森から

メルボルン郊外在住。うちの庭には、野生の動物や鳥たちが
隣の森からやって来ます。。。。
オーストラリアの大自然の風をあなたにもお届けします。

7月末~10月始めまで間の教育実習で感じたことや思ったことを少しずつご紹介します。今回の教育実習は、以前ご紹介したMaroondah Secondary でお世話になりました。


日本の学校と異なる点をいくつかご紹介しましょう。


まずは、ESL Studentsがいることです。ESLとは、English as a Second Languageの略で、英語が1st Language(母国語)でないことを指します。ESL Studentsの多くは移民及び難民枠でAustraliaに来た人たちです。このMaroondah Secondaryにはビルマ、タイ、スーダン出身の生徒が2割弱ほどいます。


私が受け持ったVCALクラス (日本で言う専門学校的な内容を勉強するクラス)には3人のビルマ出身の女の子がいました。3人ともとっても素直でいい子です。Mentor teacher(私の担当の先生)の話に加え、3人の内の一人とゆっくり話す機会があり、彼女から聞いた話ですが、彼女らは、言語(彼女らの母国語教育ではない)+Australiaへ来てまだ3~4年+過去の教育内容などの問題があり、やや厳しい環境下で勉強しているようです。またこれらの問題に加えて、精神的な面でも決して安定しているとは言い難く、彼女らの置かれている状況は決して楽な世界ではないようです。


彼女らは、3人そろって数学が好きではありません。置かれた状況からも何故数学が嫌いになったか、分かるような気がします。彼女らを見ていると、数学を勉強し続ける自信を失った様子が十分伺えました。勉強が嫌いな訳ではありません、隣に座って面倒を見てあげると彼女らなりに頑張ってやろうとします。学生時代の一番大切なときに異国の地に移り、教育の継続性が失われ、特に継続性が重視される数学ではその影響が明らかにでたのだと思います。私の教育実習期間はもう終了したので彼女らの面倒を見ることはできなくなりましたが、心の底から頑張ってほしいなぁと思っています音譜 彼女らは12年生なので今年の12月で学校が終わります。しっかり卒業してくれるといいなぁ音譜