アポロンは私に私の弱さを鏡となって示してくれる。
オリオンは私の欠けの直し方を教えてくれる。
どちらも私にとってはなくてはならない存在。
どちらを手放しても私は私でいられない。
オリオンを思うと時々胸がつぶれそうになる。いっしょにいないと心配なんだ。
恋愛をしていくと、そこにライバルがいて、意地悪をして、どうにか蹴落とそうとする。
それは立派な愛であり、一生懸命だと感じる。
私の気持ちはオリオンが好きということ。アポロンといたいということ。
オリオンがしてくれた何万倍ものことを返したいと思っている。
私が選んだこと。私が「want」、欲し望んだこと。
オリオンは関係ない、もちろんアポロンも。
私はオリオンにこれ以上孤独な思いをさせたくない。
私ができることは少ないとしても、オリオンのために何かしてあげたい。
このことに関してオリオンは関係ない、もちろんアポロンも。
私が歩む道はいつだって私が選んでいく。誰かに懐柔されず、私が選び取っていく。