ようやくちょっと、落ち着きを取り戻してきためぎつねです……
この半年、独居老人88歳めぎつね父の『施設で楽に暮らしてもらおう大作戦
』の為に奔走していました。
少しず~つ施設利用のメリットを吹き込み洗脳お勉強、見学に連れ出し実感を持ってもらいつつ、店員さんやお医者さんとの会話が上手くいかなくて支障が出た時にはすかさず蜂の一刺し!!
ちょっと気の毒だったけれども、介護が必要になっている現実を突きつけさせて頂きました……
だって遠距離なんだもん……
少しでも適応力があるうちに、環境を変えて楽になって欲しいわ……
不安からいろいろ難癖をつけて在宅に居座ろうとするめぎつね父に対し、ある日一計を案じためぎつね。
物忘れから店員さんを困惑の渦に叩きこみ迷惑をかけてしまっためぎつね父に対し、めぎつねはノートの切れっ端に一筆書いてもらいました
「○月中旬までに施設に引っ越す
」
それからひと月後、一旦施設へ行くと言っていためぎつね父は、またもやいつものちゃぶ台ひっくり返しのごとく態度を硬化させ、施設へ移ることを拒否。待ってましたとばかりにめぎつね、書いてもらったノートの切れっ端作戦を発動。
「この間、○月には引っ越す、って決めたでしょう?」
「そんな事、決めてないぞ!!」
「これ、書いてるよ!!」
「……………」
切れっ端を凝視するめぎつね父。
「これは確かにオレの字だ……そうか……オレはこんな事も忘れてしまうようになったんだな……もうダメだ。よしわかった。施設にお世話になるよ。」
父はがっくりうなだれた。
よし!!ここまで追い込んだらあとは考える時間を与えない!!施設入居日前の1週間は仕事を3日間休みましたとも。もちろん、めぎつね父をなるだけ一人にさせない為です。不安からいろいろ考えちゃいますからね
めぎつね、自分がかわいそうな高齢者を追い込む借金取りにでもなった気分になりました
ごるあぁぁジジィッ!!さっさと施設に動かんかwwいっ!!
そんなこんなで神経を削った甲斐があり、入居してから2週間……
『こんなに楽だったのかスタッフはみんな優しいし食事はうまい
』
とのお言葉をようやく頂けました
まあ、娘のめぎつねを気遣ってのお言葉かもしれませんけどね、コン🦊
で『そんなこんな』が過ぎて、ようやく落ち着いて家の中を見たら……
ホゲエエエッ!???
も、もやしっ!???
では、ありません。
元はこのヒトです。
ローズマリー
この写真は今年のお正月に撮りました。
1月のブログに載せていましたね。
それから2か月半。めぎつねが神経戦を繰り広げている間、モッサモサに成長していたんです。
水なんか、替えたの2回か3回だったわ
と、思ったらアラ?
は、花が咲いているっっ??
きゃあああああ
う、美しい………
2か月半も放置され、日光だけはあったけれども栄養は水のみ。
たまに葉をむしってお料理に入れちゃったりもしたけれど……
そんな環境でも花は咲くのね……
父を施設に入居させた、という罪悪感にローズマリーの美しさが沁みました……
なんか……
ありがとう
父の施設での人生に幸あれ