潔癖症というわけでもないが
室内にいても靴下、スリッパと、足を隠している。
小さい頃は裸足で玄関におりないでと注意されたりしたものだ。
大人になるにしたがって、清潔さと気持ちよさの序列が入れ替わった気がする。

人間以外は皆、裸足だ。

そのことに気付き、畳の上に足をさらけ出している今日は送り盆。

足などなくとも、茄子に乗って、楽しく帰られるご先祖様達。
あの世から来られた地球はどんなですか?
と、心でお尋ねしてみると
ミーンミーンミーンミーンと蝉が鳴いた。

もしかしたら
人間だけが、大切なことを忘れかけているのではないかと感じる。
でも、それが何か言葉は見つからない。
ただ、裸足になっている足だけは
楽しそうに喜んでいるのが分かる。