ルッキズムとは
見た目至上主義 みたいな意味です
先日、
友人とキャッチアップをしていて
少し考えさせられることを聞きました。
知り合いの中学生の女子が、
高校生になったら整形をするから
それまでは我慢している
みたいなトピックでした。
それを聞いて
20年以上前に住んでいた
San Franciscoでのルームメイトを思い出しました。
彼女は韓国出身で
アートを専攻している学生でした
世話好きなのか、
韓国料理を一度も食べたことがない私に
生まれて初めてキムチを作ってくれた人でした。
そんな穏やかな彼女の口から飛び出た一言が
いまだに忘れられません
両親がね、早く整形しろってうるさいの。
でも私は整形なんてしたくないの。
だって、本当の美しさって
外見ではなくて内側から溢れるものだから。
韓国では外見が不美人だと、
親が整形を勧めるし、それは至って普通なこと。
ええええー
マジかよ韓国
それを聞いてまさにカルチャーショックと言うか。
アメリカにいながら
アメリカのカルチャーにショックを受けるではなく
日本の隣国の韓国の文化にショックを受けた
そんな記憶が今でも鮮明です
親が整形を勧めるかあー
我が子の外見に親がを出しているということ?
自分らのDNAを引き継いでいるのに
それを変えろと言うのかー
当時は頭が混乱したのですが
彼らは私が考えるほどシリアスではなく
至ってライトな気持ちで整形を捉えている
そういう結論に当時は至りました。
外見がもっと良ければ
それは女性でも男性でも
一度は考えたことがあるかもしれない。
昔は私も、
朝起きたら
Christy Turlington(スーパーモデル)みたいな顔だったらな
と思ったことは何度もあります笑
でも、40歳を過ぎたら
顔のパーツ云々よりも
心の持ち様・生き様が顔に出てくる
そう思うようになりました。
外見が極上の美人でも
悪口を言ってる姿を見た途端に
その超絶美人がどブスに見えることもある。
外見の美しさを諦めることは
まだまだありませんが笑
それよりも、
自分にしか出せない美しさ、
内面から溢れる自信だったり
自分のことを信頼しているからこそ
醸し出せる安心感だったり
直接目に見えないものを充実させたい
そっちに今はフォーカスしています
なんかあの人いいよね
と言われたいです
仏教では、煩悩を消すために、
女子を見たら、お坊さんは、
その人が年老いて最後には骸骨になって
ウジ虫に食べられる姿を想像しなさい
というらしく。
まあこれは極端な例ではありますけど。。
今は多様性の時代ですので
外見の美人・不美人は存在しない
SFにいた時のルームメイトの衝撃の一言が
いまだに私の中で生き続けていた
現代の若い子には届くメッセージなのかなあ