こてんぱんにやられた人間
ここでは、私の夫のことを指します
脳出血の後遺症で
右側重度の麻痺と失語症を抱えています。
介護のランクは要介護５。
夫との毎日の生活の中で
学ぶことは山のようにあります。
こてんぱんにやられて底辺にいる人間は
上に上がるしか他にありません。
あるいは
永遠に横ばいか
では、
なぜ底辺まで落ちてしまったのか
なんでも自分の思い通りにしたい
俺は間違っていない
そのマインドセットがとにかく強かった。
自分の思い通りにしたい
という想いが強ければ強いほど、
失望や怒りを感じる機会が多くなる。
自分の思い通りにしたい人は、
プライドが高かったり、
実は自分に自信がなかったり、
依存気質で相手に期待が大きかったり、
など、いくつかの特徴がある
もしも、
俺は間違っていない のであれば
脳出血で麻痺と失語症にはなっていない。
何かが間違っていたから
脳出血になった。
私自身に置き換えても同じ。
私の生き方・考え方が正しかったのであれば
くも膜下出血にはなっていない。
病気とは
生き方・考え方が違ってるよ
というサインです。
人生のなんであれ、
「物事は思い通りにならないもの」
をデフォルトにした方が、
圧倒的にストレスが減りますよね
思い通りにならなくていいや
流されちゃおう
という、ゆるいマインドは、
人生の幸福度を感じる上で、
けっこう大切だなと感じます