kafstudioはkaf studio(カフスタジオ)と読みます。
「kafってどんな意味?」とよく皆さんに聞かれるのですが…
ヒミツです。
ぐふふ。
以前たまたま名刺を交換することがあったイスラエルの方に、カフには「すくう、とかスプーン」の意味があると言われたことはありますが、それもいいですねぇ。
でも、ヒミツ。
海外で変な意味があったらどうしようかと一瞬焦りましたが。
さて、じゃあ次に聞かれる「キルンワークって?」について。
ガラスといえば「吹きガラス」がイメージされますが、私が得意としている技法は「キルンワーク」
粘土で作りたいカタチを作り
熱に強い石膏で型を取ります。
型が硬化したらそこから粘土を取出し、粒状のガラスを詰めて
窯で焼く
この「窯」が「キルン」なのです。
窯で温度を上げていくと型に詰めた粒状のガラスがどんどこ熔けて、
型のかたちに通りに流れていきます。(鋳物ですね)
ガラスが型の中まんべんなく流れたかな?というところでゆーっくり窯の中で常温に下がるまで温度管理をして待ちます。
ここまでで、グラスのサイズのものだと3日~4日、窯の中です。
で、常温になったら窯から取出し、型を壊してガラスを取り出します。
そう!
型を!
壊す!
そうなのです。1個につき1点しかできないのです。(カタチによっては複数回使えることもありますが)
で、型から出てきたガラスはよく見るガラスのようなツヤツヤ感満載では出てこないので、磨きます。
水をつけて
もりもり
もりもり
もりもり
磨いてツヤツヤにします。(手触りの良いところで磨きをとめたりも、もちろんできます)
制作の工程は長く、目の前で変化をみることができる吹きガラスと比べるとだいぶ地味にとられてしまう技法ですが、良いところもあるのです。
粘土を触ることができればどなたでも作れます。
熱いガラスや鋭角なガラスを扱うことがないので安全。
ゆっくりペースなので制作中にお茶飲んじゃったりね。
そして窯から出てくるまでのお楽しみ感があるのも、いいですねぇ。
土をいじるところは陶芸と、
型に流す(窯の中でゆっくりだけど)は鋳物と
磨いたり削ったりするところは彫刻と
なんかいろんなことに感覚は似ていて、いろんなことをする技法です。
知恵と工夫は必要になりますが、基本どんなかたちも作れる技法なのです。
今書いたのは「キルンワーク」の中の「キルンキャスト」と呼ばれるものです。
ほかにもキルンワークはいくつかありますが、それはまた追々。写真付きで。
と、まぁ、いきなり説明長くなっちゃいましたがキルンワーク教室を立ち上げるべく乗り込みましたよ札幌。
奮闘の記録として不定期に「Kiln Note」つけていきます。