小学生に伝えたSDGs5 ジェンダー平等① | LGBTQ+ALLYになった 汐見彩のブログ

LGBTQ+ ALLYになった

(エルジービーティーキュープラスアライ)

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※ALLY=性の多様性に寄り添うこと

 寄り添っていこうとする人

 

 

すっかりご無沙汰している間に3月です

 

 

反抗的な態度が加速の一途であられる

我が家の中間っ子様と母=私との

収拾のつかない連日のバトル…

 

 

末っ子に

 

「んもー!何が気に入らんねん!」

「なんであんなに不満気なん💢」

 

と愚痴ったところ

穏やかな静か~な口調で

 

 

「シシュンキだよ」

 

仏のような笑顔でお言葉を頂戴しました

 

 

か、可愛すぎる!!

 

 

末っ子にはシシュンキも

ハンコウキも訪れない・・・

 

そう信じたい

花粉舞い散る早春

 

いかがお過ごしですか?

 

 

 

 

 

先月末、都内の小学校3年生に

SDGs5『ジェンダー平等』について

お話をしてきました。

 

 

 

「女の子だから」 を理由に

 

学校に行かせてもらえない

幼いうちに結婚を強いられる…

 

 

 

国によって

ジェンダー平等の捉え方、

実現するための取り組み方は

違っていると思われます

 

 

「日本に暮らす3年生のみんなが

 今日から出来ることは何かな?」

 

 

という観点で構成しました

 

 

 

 

女の子だから〇〇しなさい/したらダメ

男の子だから〇〇しなさい/したらダメ

 

 

まわりの大人から言われたことは

ないですか?ありますか?

 

の問いで授業をスタートしました

 

 

この問い、自ずと自分の子ども時代に

思いを巡らせることになるわけです

 

私には「女の子だから〇〇」

言われた経験がどっさりありました

 

 

 

女の子だから

家事の手伝いをして当たり前

 

女の子なんだから

おしとやかにしなさい

 

 

 

私は姉と二人姉妹でしたから

家に年の近い男子はおりませんでした

 

もし兄や弟がいてたら

母はどんなふうに声をかけただろう?

想像に難くない…

 

 

 

あまつさえ私が小学生の頃は

一部、男女で授業が分かれていました

 

体育、

女子は家庭科&男子は技術科

 

 

トンカチと釘で工作する男子を

私が羨んだのと同様に

男子の中にも「料理したーい!」と

思った子がいたでしょう

 

 

男女で違う授業を受けるという背景には

 

「女は家庭に入るヨロシ」

「男は働いて家族養うヨロシ」

 

という家父長の怨念が巣食ったものが

あったのではないかと思います

 

 

   姿勢が良い3年生😍

 

 

 

 

 

「どうせ結婚するのに

 大学行かんでイイんやない?」

 

平然と言っちゃう我が親と、

 

 

 

『いつ結婚するか、子どもを産むか』

 

高校生に授業で書かせちゃう家庭科の先公H

(こら、H先生でしょ)

 

 

 

17歳当初の「結婚までの人生設計」

とは程遠い結婚をした私は、自分の夫に

 

 

 

「お弁当箱は自分で洗ってください」

 2年前まで言えませんでした

 

 

 

 

私は女だから家事をして当たり前

 男の人に家事をして欲しいと

 言ってはいけない…

 そんな風に思っていました。」

 

 

恥を偲んで

自分の体験も忌憚なく3年生に伝えました

 

 

 

 

後日・・・

 

「家庭科と技術科は男女別の授業

 

私どもアラフィフが過渡期にあったと見え

アラフォーのママ友に

なんと通じない想定外の事態に!

 

 

「えー?男女一緒だったよー」

 

ときた!


 

 

教育史実を頭の中で変えてたんか!?

とヒヤヒヤ💦

 

モノワス霊👻 に取り憑かれ

最近めっぽう自分の記憶力にも自信がない

 

 

先日、年の近い【彩り】会員様との

面談時に尋ねたところ

 

「別々でした」

 

 

と聞いて漸く安堵しました

嘘ついてなかったw

 

 

 

大学生の甥っ子たちは

一人暮らしを始め自炊をしています

 

得て不得手・好き嫌いもありましょうが

麺類ローテーションではなく

きちんと『献立』で作っている様子に

時代を感じた叔母の私でございます

 

 

 

配偶者である夫は同じ中学校の同級生

男子だけで技術科を受けていたわけです

 

 

先日、

家事の分担について一悶着ありました

 

「なんで俺が」的な?

 

「して欲しいって期待するのはエエけど

 応えられるかはワカランなぁ。」

 

悪びれる様子はミジンコほどもなく…

 

 

ジダンダジダンダ

ジダンダジダンダ

 

 

地団駄で床が抜けるかと思いました

協議のし甲斐があるってもんです!

 

 

まだまだ家庭内のジェンダー平等に

ノビシロいっぱいの我が家

 

子達に話しながら「痛タタタタ」

となりながらも

 負けへんで~ の気持ちです

 

 

 

 

もとい。

 

私は幼稚園には1年しか通わず

ひとり遊びが上手な子どもでした

 

家では絵本を声に出して

朗読劇さながら情緒たっぷりに

音読していた記憶があります

(どこまでもひとり)

 

 

ある日、

「木の上で読みたい!」と絵本を持ち出し…

 

見事、木から落っこちたり

(つかんだ枝が朽ちてた!)

 

振り切ったブランコから飛び降りて

服をビリビリに破いたり

(何度も!)

 

…おしとやかとは

程遠い性分でもありました。

 

 

 

小学生になると

ショートヘアはますます短くなり

四肢はガリガリ、真っ黒に日焼けして…

 

 

「そこのボク」

 

と声をかけられることが

しばしばありました。

 

 

「ボクじゃありません!」

 

 

見ず知らずの大人に

ガン飛ばすガキンチョ

 

子ども心にすごーく嫌だったから

 

 

髪を伸ばしてみるかな?

 

 

以後、

男子に間違われることはなくなりました。

 

 

わかりやすい…

ジェンダー・バイアスの世界へようこそ…

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

この日のお話の準備に追われて

雛人形を出すことも忘れていました !

 

 

屏風の前に鎮座させる

キチンとした雛人形出すのはパース!!

 

 

前日に慌てて吊るし雛と

ミニミニ雛人形だけ飾りました

(そして、まだしまっていないの巻)

 

 

 

 

 

 

先のシシュンキ中間っ子が乳飲み子の頃

私は己の育児スキルを過信しておりました

 

年明けから熱が下がらない…

38度5分がある状態で1ヶ月以上

普段通りに振る舞うアホさの出処は、

 

「2人目だし!」

という意固地さだったでしょうか

 

そんな奢りが招いた自失状態で

毎晩休むことなく子達をお風呂にも入れる…

 

子どもを湯冷めさせまい!とおおわらわ💦

自分のびしょびしょの髪が乾く頃には

身体は冷え冷えの悪循環…

 

 

 

「しんどいなー」

「気づいてくれないかなぁー、配偶者」

 

ひねくれた期待があったと思います。

 

 

 

 

ぷぷぷーーー

 

this is spouse speaking

 

こちら配偶者、こちら配偶者

 

 

 

 

テレパシーは届かず(当たり前)

私は肺炎になり

 

地方から親を呼ぶしかないという

「結果的大迷惑」を招いた苦い思い出です

 

 

産後5ヶ月…治療よりも

断乳による乳の硬化がつらかったー

 

もうね、「これほんとに人体?」

と思うくらい硬くなるのですよ、乳が

 

どれくらい硬いかってね~・・・

 

いらんか、この話。

 

 

 

 

 

カッチカチやぞ

(言わずにおられん性分)

 

 

 

 

乳は硬いまま病状は順調に回復し、

実母が郷里に帰った4日後の東日本大震災…

 

 

片付けていなかった箪笥の上の男雛と屏風が

ベビーベッドでスヤスヤと

眠っている真ん中っ子の上に!!!

 

私は畳の上で昼寝していた長女に

覆いかぶさったまま

細く奇声を上げたと思います

 

今となっては「こんなことあったよ」

と話せることですが

生後5ヶ月の真ん中っ子の額から血がタラリ…

 

幸い傷跡は残りませんでしたが

雛人形を出すたびにあの日の

「ぎゃー!!!」を思い出します

 

 

 

小学生に伝えたSDGs5 ジェンダー平等②

 

につづく!

 

 

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました♪