魔道戦隊ウィザライジャー 第十一話 「唸る風のドラゴン」 | ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。

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小説やブログなどやってますわ。主に特撮が多いです。ではお楽しみください。

ハリケーンドラゴン登場です!地味にMOVIE大戦でフライング登場させてますが。


どうぞ!


――――――――――――――――――――――――――


―――――――FREE WINGER――――――――


そこでは、保護された紗理奈と晴翔達がいた。


ダイゴ達は紗理奈にゲートの存在、ファントムに狙われていることを話した。


紗理奈「私がゲートね・・・。」


ダイゴ「怖い思いをさせてしまって、すみません・・・。」


彼は深く頭を下げた。


紗理奈「いえいえ!頭を上げて、ダイゴ君。で、あなたたちが魔法使い・・・?」


晴翔「そういうこと。まさか、ダイゴの友達だったとはな。ちょっと意外。」


優太「あなたは、僕たちがちゃんと守りますんで安心してくださいね。」


瞬平「そうです!この手で僕がお守りを・・・」


優太「あんたは黙っときなさい。」


瞬平「す、すんまへん・・・。」


茂が奥の部屋から出てきた。


茂「ダイゴ、悪いが買い出し頼む。」


ダイゴ「あぁ、分かりました。」


茂はダイゴに何を買うかの紙とバッグを渡し、ダイゴは出て行った。


―――――――街中―――――――――


ダイゴ「(よし、買い出しは終わったなぁっと・・・。ん?あの人は・・・。)」


彼の視線にはベンチに座って、落ち込んでいる様子の美里だった。


彼は彼女に近づいた。


ダイゴ「あの・・・。美里さん?」


美里「あぁ。あなたはあの時の・・・。」


ダイゴは美里の隣に座った。


ダイゴ「ずっと気になってたんですけど、どうしてあなたはあんなことを?紗理奈さんに意地悪ばかりして。」


美里「私はプロとしてあの子を育てていかなきゃならないの。その為にはつらくあたって怒りを演技に変えてほしかったの。でも、怒りだけがあの子は多いようね・・・。」


ダイゴ「紗理奈さんを鍛えるために、自分を犠牲にして。」


美里「私のやり方は本当に良かったのかって。最近になって、やるせなくて・・・。」


ダイゴ「そうだったんですか・・・。じゃ、俺。帰ります。でも、あなたの気持ちはきっと伝わると思いますよ。」


彼は去って行った。


――――――FREE WINGER―――――――


~~~奥の部屋~~~


茂は指輪を作っていた。そして、リングの宝石部分をリングにはめこんだ。


茂「よし、できた・・・。」


それは、ハリケーンドラゴンリングとサンダーリングだった。


~~~~~~~~~~


表の部屋ではソファに紗理奈や晴翔。めぐ、優太、凜子、コヨミ、瞬平がいた。


凜子「また、あのファントムは紗理奈さんを狙ってくるわよね・・・。」


晴翔「あぁ、たぶん。だけど、俺達は最後の希望だ。絶対に守る。」


すると、そこへダイゴが帰ってきた。


ダイゴ「ただいま。」


コヨミ「ずいぶん遅かったわね。何かあったの?」


ダイゴ「別に。ちょっと、いいことを聞いてきたんだ。」


すると、そこへタカオがやってきた!


タカオ「今度こそあなたには絶望してもらいますよ。」


めぐ「あなたは・・・?もしかして!」


コヨミ「そう、ファントムよ!」


晴翔「どうして、ここが!」


タカオ「ずいぶん探しましたよ。」


すると、タカオはノーム・ファントムに変身した。


晴翔「よし、後は任せろ。」


晴翔・優太・めぐはノームに蹴りやパンチを入れ、外へ出していった。


ダイゴも外に出ようとしたが、茂に呼び止められた。


茂「ダイゴ!これ、これ持っていけ!」


彼はダイゴにハリケーンドラゴンリング・サンダーリングを渡した。


ダイゴ「これは・・・。ありがとう!」


茂「今ある魔法石で作ったものだ。頑張ってくれ。」


ダイゴ「あぁ!俺は、俺達は・・・紗理奈さんの最後の希望だから。」


紗理奈「ダイゴ君・・・。」


ダイゴは飛び出して行った。


――――――立体駐車場付近―――――――


そこで、晴翔達3人は生身でノームと戦っていた。


めぐはノームの右腕を掴み、彼の中指にスメルリングをセット。ベルトのハンドオーサーにスキャンした。


スメル♪プリーズ♪


すると、ノームから強烈な異臭が放たれた。


晴翔「うっわ!くっせぇ・・・。」


優太「おえ・・・。臭い・・・。」


めぐ「これ使うんじゃなかった~!!」


3人はノームから一定の距離放たれた。


ノーム「お、お前ら許さないぞ!!」


晴翔「その台詞、そっくりそのまま返してやる!」


3人はドライバーオンリングをベルトのハンドオーサーにスキャンした。


ドライバーオン♪プリーズ♪


すると、腰にウィザードライバーが現れた。


ベルトを変身モードに切り替え、左手に変身リングをセットした。


シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・


3人「チェンジウィザード!」


変身リングのカバーを下し、ハンドオーサーにスキャンした。


フレイム♪プリーズ♪ヒーヒー!ヒーヒーヒー!!

ウォーター♪プリーズ♪スイ~♪スイ~♪スイ~♪

ランド♪プリーズ♪ドッドッドンドッドッドン!ドンドッドッドン!


3人はウィザライジャーに変身した!


レッド「レッドウィザード!」


ブルー「ブルーウィザード!」


イエロー「イエローウィザード!」


レッド「魔道戦隊!」


3人「ウィザライジャー!!」


ノーム「貴様ら・・・!!」


彼は杖を背後から取り出した。


3人はノームと戦闘を開始した!


彼らはキックやチョップで奮闘するが、ノームの杖によって弾かれてしまった。


レッド「ならこれだ!」


彼は右手の中指にライトリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


ライト♪プリーズ♪


レッドは右手を空高く上げ、そこから眩い光が放たれた。


ノーム「うわっ!眩しい!!」


ブルー「今度はこっちだ!」


彼は右手の中指にバインドリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


バインド♪プリーズ♪


すると、水で出来たチェーンがノームの動きを封じた。


ノーム「くっ!動けない!!」


イエロー「今度はこっちよ!」


彼女は右手の中指にドリルリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


ドリル♪プリーズ♪


彼女は空高く飛び、高速回転をし始めた。そのまま身動きのできないノームに突っ込んでいった。


ノーム「ぐぁぁぁぁ!!くっ、高速回転なら!」


すると、ノームは高速回転し始め、地面に穴を掘り、中に入って行った。


レッド「くっ、逃げたか・・・?」


すると、3人の背後からノームが地面を突き破って出現。強烈な石で出来たミサイルを放った。


レッド「うわぁぁぁ!!」


ブルー「ぐぁぁぁぁ!」


イエロー「きゃぁぁぁ!!」


3人は倒れこんだ。


レッド「くっ、卑怯な真似を・・・!!」


ノーム「倒すのに卑怯もくそもあるか!」


すると、そこへダイゴが静かに歩み寄ってきた。


ブルー「ダイゴさん・・・。」


ノーム「ふっ、何人増えても同じだ。」


ダイゴ「お前を倒して、紗理奈さんの希望を守る。俺が最後の希望だ!」


そこでは、紗理奈が木の裏からその光景を見ていた。


~~~木の裏~~~


紗理奈「ダイゴ君・・・。」


~~~~~~~~~


ダイゴはベルトのハンドオーサーにドライバーオンリングをスキャンした。


ドライバーオン♪プリーズ♪


すると、腰にウィザードライバーが現れた。


ベルトを変身モードに切り替え、左手の中指に変身リングをセットした。


ダイゴ「チェンジウィザード!」


リングのカバーを下し、ハンドオーサーにスキャンした。


ハリケーン♪プリーズ♪フーッフー!フーッフーッフーッフー!!

彼はグリーンウィザードに変身した!


グリーン「さぁ、行くぞ!」


彼はノームの元へ走って行った。そして、キックやエルボーなどを喰らわせた。


だが、ノームの杖で強烈な突きや強烈な攻撃でグリーンは吹っ飛ばされた。


グリーン「くっ、こうなったらやるしか・・・!」


彼は左手の中指にハリケーンドラゴンリングをセットした。


グリーン「彼女を救うために・・・。力を貸してくれ、ドラゴン!!」


ベルトを変身モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした!だが・・・。


エラー!


グリーン「えっ?嘘だろ・・・!」


もう一度リングをスキャンさせた。やはり・・・。


エラー!


グリーン「なぜだ・・・ドラゴン。俺に、俺に、俺に力を貸せぇぇぇぇ!!」


~~~~ダイゴのアンダーワールド~~~~


すると、グリーンはダイゴの姿になっていて、アンダーワールドに引き込まれていた。


だが、その世界は真っ黒な世界だった。


すると、暗闇の中からウィザードラゴンが現れた。


ドラゴン「ふっ、ここがお前のアンダーワールドか。なぜ暗闇の世界かは知らんが。」


ダイゴ「そんなことどうでもいい。ドラゴン、俺に力を貸してくれ。お前の力も俺の最後の希望だ。」


ドラゴン「最後の希望だと・・・?」


ダイゴ「俺は世界を守るために魔法使いになった。ゲートを守り、最後の希望になる。だから、ドラゴン。その目的が達成されるまで俺に付き合え!」


彼は拳を強く握り、ドラゴンの方へ向けた。


ドラゴン「ホォ。気に入った!お前も晴翔と同じ、見込みがある。お前に私の力が耐えられるか試してもらおうか!!」


すると、ドラゴンはダイゴの体の中に入って行った。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


そして、ベルトを変身モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした!


ハリケーン♪ドラゴン♪ビュー!ビュー!ビュービュー!ビュービュー!!



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<※画像はイメージです。>


彼は”グリーンウィザード ハリケーンドラゴン”にスタイルチェンジを果たした!


ノーム「姿が変わった・・・?」


グリーン「さぁ、本当のショータイムだ。」


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※ここからは仮面ライダーウィザード挿入歌「Bleseed Wind」を聞きながらお楽しみください。


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彼は右手の中指にコネクトリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


コネクト♪プリーズ♪


すると、魔方陣が出現。そこからウィザーソードガン(ソードモード)を取り出し、ハンドオーサーを開いた。


そして、右手の中指をコピーリングに付け替え、ハンドオーサーにスキャンさせた。


キャモナスラッシュシェイクハンズ!・・・コピー♪プリーズ♪




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<※画像はイメージです。>


すると、ウィザーソードガン(ソードモード)が二丁になった。


そして、ノームの元へ走って行った。


ノーム「何!?」


彼は杖で対抗したが、二丁の剣で杖は吹っ飛ばされた。そして、腹に突きを入れられた。


ノーム「グァァ!!」


グリーン「タァ!タァァァ!!」


彼は勢い強く、ノームの体を切りつけた。


ノーム「グァァァァ!!」


彼は吹っ飛ばされた。


ノーム「こうなったら!」


彼は木の裏にいた紗理奈を連れてきた。


ノーム「貴様の心の支え、潰させてもらう!」


彼は紗理奈のポケットに突っ込まれていた舞台の台本を取り出し、それを焼き始めた。


紗理奈「あっ・・・。」


すると、彼女に紫色のひびが入った。そう、彼女は絶望へと追い込まれていっている。


グリーン「紗理奈さん!!彼女の心の支えは舞台そのものか・・・。」


紗理奈はしゃがみこみ、紫のひびがどんどん入って行った。


グリーン「くっ、早く決着付けないと・・・。晴翔、スペシャルリングを貸してくれ。」


レッド「おぉ、分かった。」


3人は立ち上がり、レッドはスペシャルリングをグリーンに投げ渡した。


そして、グリーンは右手の中指にスペシャルリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


チョーイイネ!スペシャル!サイコー!!



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<※画像はイメージです。>


すると、彼の背中からドラゴンウイングが出現。彼は飛び上がり、ウイングのとがった部分で通り際にノームを切り裂いた。


ノーム「グァァァ!!」


そして、グリーンはノームと一緒に飛び上がり、そのまま上空へノームを放り投げた。


そして、右手の中指にサンダーリングをセット。ベルトを再度魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンさせた。


チョーイイネ!サンダー!サイコー!!


すると、緑色の魔方陣がグリーンウィザードの上空に出現。彼は右手を魔方陣に触れた。



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<※画像はイメージです。>


そして、魔方陣からは強烈な雷が上空から落ちてくるノームに向け、放出された。


グリーン「さぁ、フィナーレだ。」


すると、強烈に莫大な量の雷がノームを襲った。


ノーム「グッ・・・グァァァァァァ!!」


そして、ノームは爆発四散した!!そして、グリーンは静かに地面に着地した。


グリーン「紗理奈さん!」


彼は彼女に近づいた。そして、しゃがみこんだ。


グリーン「君には大切な仲間がいる。辛く当たっていたとしてもそれは君を鍛えるために。」


紗理奈「もしかして・・・美里さんが?」


グリーン「あぁ。」


彼はエンゲージリングを取り出した。


グリーン「俺達は、最後の希望だ。」


すると、3人が後ろからやってきた。


グリーンは紗理奈の右手の中指にエンゲージリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、彼女の手をハンドオーサーにスキャンさせた。


エンゲージ♪プリーズ♪


そして、彼女はぐったり倒れこんだ。すると、彼女から魔方陣が現れた。


グリーンはその魔方陣に入って行った。


~~~紗理奈のアンダーワールド~~~


――――――舞台――――――――


そこは、舞台だった。そして、ステージでは紗理奈が演技をしていた。


グリーン「ここが彼女のアンダーワールド・・・。」


すると、紗理奈からひびが入り、手の形をした、ナメクジのような巨大ファントムが現れた。


グリーン「くっ、あれが・・・。」


ファントムは建物から飛び出し、グリーンも追いかけた。


―――――演劇劇場 外――――――


グリーン「よし、行くぞ・・・。ドラゴン!!」


すると、ハリケーンドラゴンだったグリーンは普通のスタイルに解除され、彼の体からウィザードラゴンが現れた。


彼は右手の中指にコネクトリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


コネクト♪プリーズ♪


すると、魔方陣が出現。そこからマシンウィンガーを取り出し、乗り込んだ。


バイクを発進させ、ドラゴンもそれについて行った。


グリーン「ドラゴン!行くぞ!」


すると、マシンウィンガーとウィザードラゴンは奇跡の合体を果たし、ウィンガーウィザードラゴンとなった。


グリーン「これ以上紗理奈さんの心をめちゃくちゃにさせるか!」


彼は右手の中指にキックストライクリングをセット。ベルトを再度魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


ルパッチマジックタッチゴー!・・・チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!



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<※画像はイメージです。>

すると、バイクとドラゴンが再び分離。グリーンは空高くジャンプした。


そしてドラゴンはヒッサツモードへ変形し、バイクはドラゴンの後部に合体した。


グリーンはバイクの後部に足をつけ、そのまま敵に向け急降下していった。


グリーン「ダァァァァァァ!!!」



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グリーンとウィザードラゴンの超必殺技!”ハリケーンストライクエンド”は見事ファントムに命中!大爆発四散した!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


すると、紗理奈の紫のひびは無くなり、彼女からグリーンが出てきた。


晴翔達3人は変身を解除していた。


グリーンも変身を解除した。


ダイゴ「何とかやったよ。」


晴翔「よかったな。」


――――――数日後 FREE WINGER――――――――


ダイゴ「ただいま~。」


めぐ「おかえり~。」


コヨミ「紗理奈さんの舞台どうだった?」


ダイゴ「すごく良かったよ!たぶん、美里さんとわかり合えたからこそいい演技になってたって言うか・・・。」


コヨミ「わかり合えた・・・?何が?」


ダイゴ「あぁ。それは秘密。」


晴翔「まぁ、紗理奈さんと美里さんが仲良くなってよかったな。」


ダイゴ「あぁ。」


彼はにっこり笑った――――――――。


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次回、魔道戦隊ウィザライジャーは!


裕樹「おぉ、うまそうじゃねぇか!」


????「油断は禁物、この言葉を知らないのですか?」


晴翔「ファントムを倒せるのは俺達だけだ・・・。」


優太「なのに、ここで寝てる訳には・・・!」


裕樹「やっぱり、ピンチはチャンスだぁぁ!!」


セット!オープン!!L・I・O・N!ライオーン!!


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ビースト「俺の名は仁藤弘樹。またの名をビースト・ウィザードだ!!」


次回もショータイムだ。


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