ハリケーンドラゴン登場です!地味にMOVIE大戦でフライング登場させてますが。
どうぞ!
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―――――――FREE WINGER――――――――
そこでは、保護された紗理奈と晴翔達がいた。
ダイゴ達は紗理奈にゲートの存在、ファントムに狙われていることを話した。
紗理奈「私がゲートね・・・。」
ダイゴ「怖い思いをさせてしまって、すみません・・・。」
彼は深く頭を下げた。
紗理奈「いえいえ!頭を上げて、ダイゴ君。で、あなたたちが魔法使い・・・?」
晴翔「そういうこと。まさか、ダイゴの友達だったとはな。ちょっと意外。」
優太「あなたは、僕たちがちゃんと守りますんで安心してくださいね。」
瞬平「そうです!この手で僕がお守りを・・・」
優太「あんたは黙っときなさい。」
瞬平「す、すんまへん・・・。」
茂が奥の部屋から出てきた。
茂「ダイゴ、悪いが買い出し頼む。」
ダイゴ「あぁ、分かりました。」
茂はダイゴに何を買うかの紙とバッグを渡し、ダイゴは出て行った。
―――――――街中―――――――――
ダイゴ「(よし、買い出しは終わったなぁっと・・・。ん?あの人は・・・。)」
彼の視線にはベンチに座って、落ち込んでいる様子の美里だった。
彼は彼女に近づいた。
ダイゴ「あの・・・。美里さん?」
美里「あぁ。あなたはあの時の・・・。」
ダイゴは美里の隣に座った。
ダイゴ「ずっと気になってたんですけど、どうしてあなたはあんなことを?紗理奈さんに意地悪ばかりして。」
美里「私はプロとしてあの子を育てていかなきゃならないの。その為にはつらくあたって怒りを演技に変えてほしかったの。でも、怒りだけがあの子は多いようね・・・。」
ダイゴ「紗理奈さんを鍛えるために、自分を犠牲にして。」
美里「私のやり方は本当に良かったのかって。最近になって、やるせなくて・・・。」
ダイゴ「そうだったんですか・・・。じゃ、俺。帰ります。でも、あなたの気持ちはきっと伝わると思いますよ。」
彼は去って行った。
――――――FREE WINGER―――――――
~~~奥の部屋~~~
茂は指輪を作っていた。そして、リングの宝石部分をリングにはめこんだ。
茂「よし、できた・・・。」
それは、ハリケーンドラゴンリングとサンダーリングだった。
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表の部屋ではソファに紗理奈や晴翔。めぐ、優太、凜子、コヨミ、瞬平がいた。
凜子「また、あのファントムは紗理奈さんを狙ってくるわよね・・・。」
晴翔「あぁ、たぶん。だけど、俺達は最後の希望だ。絶対に守る。」
すると、そこへダイゴが帰ってきた。
ダイゴ「ただいま。」
コヨミ「ずいぶん遅かったわね。何かあったの?」
ダイゴ「別に。ちょっと、いいことを聞いてきたんだ。」
すると、そこへタカオがやってきた!
タカオ「今度こそあなたには絶望してもらいますよ。」
めぐ「あなたは・・・?もしかして!」
コヨミ「そう、ファントムよ!」
晴翔「どうして、ここが!」
タカオ「ずいぶん探しましたよ。」
すると、タカオはノーム・ファントムに変身した。
晴翔「よし、後は任せろ。」
晴翔・優太・めぐはノームに蹴りやパンチを入れ、外へ出していった。
ダイゴも外に出ようとしたが、茂に呼び止められた。
茂「ダイゴ!これ、これ持っていけ!」
彼はダイゴにハリケーンドラゴンリング・サンダーリングを渡した。
ダイゴ「これは・・・。ありがとう!」
茂「今ある魔法石で作ったものだ。頑張ってくれ。」
ダイゴ「あぁ!俺は、俺達は・・・紗理奈さんの最後の希望だから。」
紗理奈「ダイゴ君・・・。」
ダイゴは飛び出して行った。
――――――立体駐車場付近―――――――
そこで、晴翔達3人は生身でノームと戦っていた。
めぐはノームの右腕を掴み、彼の中指にスメルリングをセット。ベルトのハンドオーサーにスキャンした。
スメル♪プリーズ♪
すると、ノームから強烈な異臭が放たれた。
晴翔「うっわ!くっせぇ・・・。」
優太「おえ・・・。臭い・・・。」
めぐ「これ使うんじゃなかった~!!」
3人はノームから一定の距離放たれた。
ノーム「お、お前ら許さないぞ!!」
晴翔「その台詞、そっくりそのまま返してやる!」
3人はドライバーオンリングをベルトのハンドオーサーにスキャンした。
ドライバーオン♪プリーズ♪
すると、腰にウィザードライバーが現れた。
ベルトを変身モードに切り替え、左手に変身リングをセットした。
シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・
3人「チェンジウィザード!」
変身リングのカバーを下し、ハンドオーサーにスキャンした。
フレイム♪プリーズ♪ヒーヒー!ヒーヒーヒー!!
ウォーター♪プリーズ♪スイ~♪スイ~♪スイ~♪
ランド♪プリーズ♪ドッドッドンドッドッドン!ドンドッドッドン!
3人はウィザライジャーに変身した!
レッド「レッドウィザード!」
ブルー「ブルーウィザード!」
イエロー「イエローウィザード!」
レッド「魔道戦隊!」
3人「ウィザライジャー!!」
ノーム「貴様ら・・・!!」
彼は杖を背後から取り出した。
3人はノームと戦闘を開始した!
彼らはキックやチョップで奮闘するが、ノームの杖によって弾かれてしまった。
レッド「ならこれだ!」
彼は右手の中指にライトリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。
ライト♪プリーズ♪
レッドは右手を空高く上げ、そこから眩い光が放たれた。
ノーム「うわっ!眩しい!!」
ブルー「今度はこっちだ!」
彼は右手の中指にバインドリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。
バインド♪プリーズ♪
すると、水で出来たチェーンがノームの動きを封じた。
ノーム「くっ!動けない!!」
イエロー「今度はこっちよ!」
彼女は右手の中指にドリルリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。
ドリル♪プリーズ♪
彼女は空高く飛び、高速回転をし始めた。そのまま身動きのできないノームに突っ込んでいった。
ノーム「ぐぁぁぁぁ!!くっ、高速回転なら!」
すると、ノームは高速回転し始め、地面に穴を掘り、中に入って行った。
レッド「くっ、逃げたか・・・?」
すると、3人の背後からノームが地面を突き破って出現。強烈な石で出来たミサイルを放った。
レッド「うわぁぁぁ!!」
ブルー「ぐぁぁぁぁ!」
イエロー「きゃぁぁぁ!!」
3人は倒れこんだ。
レッド「くっ、卑怯な真似を・・・!!」
ノーム「倒すのに卑怯もくそもあるか!」
すると、そこへダイゴが静かに歩み寄ってきた。
ブルー「ダイゴさん・・・。」
ノーム「ふっ、何人増えても同じだ。」
ダイゴ「お前を倒して、紗理奈さんの希望を守る。俺が最後の希望だ!」
そこでは、紗理奈が木の裏からその光景を見ていた。
~~~木の裏~~~
紗理奈「ダイゴ君・・・。」
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ダイゴはベルトのハンドオーサーにドライバーオンリングをスキャンした。
ドライバーオン♪プリーズ♪
すると、腰にウィザードライバーが現れた。
ベルトを変身モードに切り替え、左手の中指に変身リングをセットした。
ダイゴ「チェンジウィザード!」
リングのカバーを下し、ハンドオーサーにスキャンした。
ハリケーン♪プリーズ♪フーッフー!フーッフーッフーッフー!!
彼はグリーンウィザードに変身した!
グリーン「さぁ、行くぞ!」
彼はノームの元へ走って行った。そして、キックやエルボーなどを喰らわせた。
だが、ノームの杖で強烈な突きや強烈な攻撃でグリーンは吹っ飛ばされた。
グリーン「くっ、こうなったらやるしか・・・!」
彼は左手の中指にハリケーンドラゴンリングをセットした。
グリーン「彼女を救うために・・・。力を貸してくれ、ドラゴン!!」
ベルトを変身モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした!だが・・・。
エラー!
グリーン「えっ?嘘だろ・・・!」
もう一度リングをスキャンさせた。やはり・・・。
エラー!
グリーン「なぜだ・・・ドラゴン。俺に、俺に、俺に力を貸せぇぇぇぇ!!」
~~~~ダイゴのアンダーワールド~~~~
すると、グリーンはダイゴの姿になっていて、アンダーワールドに引き込まれていた。
だが、その世界は真っ黒な世界だった。
すると、暗闇の中からウィザードラゴンが現れた。
ドラゴン「ふっ、ここがお前のアンダーワールドか。なぜ暗闇の世界かは知らんが。」
ダイゴ「そんなことどうでもいい。ドラゴン、俺に力を貸してくれ。お前の力も俺の最後の希望だ。」
ドラゴン「最後の希望だと・・・?」
ダイゴ「俺は世界を守るために魔法使いになった。ゲートを守り、最後の希望になる。だから、ドラゴン。その目的が達成されるまで俺に付き合え!」
彼は拳を強く握り、ドラゴンの方へ向けた。
ドラゴン「ホォ。気に入った!お前も晴翔と同じ、見込みがある。お前に私の力が耐えられるか試してもらおうか!!」
すると、ドラゴンはダイゴの体の中に入って行った。
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そして、ベルトを変身モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした!
ハリケーン♪ドラゴン♪ビュー!ビュー!ビュービュー!ビュービュー!!
<※画像はイメージです。>
彼は”グリーンウィザード ハリケーンドラゴン”にスタイルチェンジを果たした!
ノーム「姿が変わった・・・?」
グリーン「さぁ、本当のショータイムだ。」
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※ここからは仮面ライダーウィザード挿入歌「Bleseed Wind」を聞きながらお楽しみください。
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彼は右手の中指にコネクトリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。
コネクト♪プリーズ♪
すると、魔方陣が出現。そこからウィザーソードガン(ソードモード)を取り出し、ハンドオーサーを開いた。
そして、右手の中指をコピーリングに付け替え、ハンドオーサーにスキャンさせた。
キャモナスラッシュシェイクハンズ!・・・コピー♪プリーズ♪
すると、ウィザーソードガン(ソードモード)が二丁になった。
そして、ノームの元へ走って行った。
ノーム「何!?」
彼は杖で対抗したが、二丁の剣で杖は吹っ飛ばされた。そして、腹に突きを入れられた。
ノーム「グァァ!!」
グリーン「タァ!タァァァ!!」
彼は勢い強く、ノームの体を切りつけた。
ノーム「グァァァァ!!」
彼は吹っ飛ばされた。
ノーム「こうなったら!」
彼は木の裏にいた紗理奈を連れてきた。
ノーム「貴様の心の支え、潰させてもらう!」
彼は紗理奈のポケットに突っ込まれていた舞台の台本を取り出し、それを焼き始めた。
紗理奈「あっ・・・。」
すると、彼女に紫色のひびが入った。そう、彼女は絶望へと追い込まれていっている。
グリーン「紗理奈さん!!彼女の心の支えは舞台そのものか・・・。」
紗理奈はしゃがみこみ、紫のひびがどんどん入って行った。
グリーン「くっ、早く決着付けないと・・・。晴翔、スペシャルリングを貸してくれ。」
レッド「おぉ、分かった。」
3人は立ち上がり、レッドはスペシャルリングをグリーンに投げ渡した。
そして、グリーンは右手の中指にスペシャルリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。
チョーイイネ!スペシャル!サイコー!!
すると、彼の背中からドラゴンウイングが出現。彼は飛び上がり、ウイングのとがった部分で通り際にノームを切り裂いた。
ノーム「グァァァ!!」
そして、グリーンはノームと一緒に飛び上がり、そのまま上空へノームを放り投げた。
そして、右手の中指にサンダーリングをセット。ベルトを再度魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンさせた。
チョーイイネ!サンダー!サイコー!!
すると、緑色の魔方陣がグリーンウィザードの上空に出現。彼は右手を魔方陣に触れた。
<※画像はイメージです。>
そして、魔方陣からは強烈な雷が上空から落ちてくるノームに向け、放出された。
グリーン「さぁ、フィナーレだ。」
すると、強烈に莫大な量の雷がノームを襲った。
ノーム「グッ・・・グァァァァァァ!!」
そして、ノームは爆発四散した!!そして、グリーンは静かに地面に着地した。
グリーン「紗理奈さん!」
彼は彼女に近づいた。そして、しゃがみこんだ。
グリーン「君には大切な仲間がいる。辛く当たっていたとしてもそれは君を鍛えるために。」
紗理奈「もしかして・・・美里さんが?」
グリーン「あぁ。」
彼はエンゲージリングを取り出した。
グリーン「俺達は、最後の希望だ。」
すると、3人が後ろからやってきた。
グリーンは紗理奈の右手の中指にエンゲージリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、彼女の手をハンドオーサーにスキャンさせた。
エンゲージ♪プリーズ♪
そして、彼女はぐったり倒れこんだ。すると、彼女から魔方陣が現れた。
グリーンはその魔方陣に入って行った。
~~~紗理奈のアンダーワールド~~~
――――――舞台――――――――
そこは、舞台だった。そして、ステージでは紗理奈が演技をしていた。
グリーン「ここが彼女のアンダーワールド・・・。」
すると、紗理奈からひびが入り、手の形をした、ナメクジのような巨大ファントムが現れた。
グリーン「くっ、あれが・・・。」
ファントムは建物から飛び出し、グリーンも追いかけた。
―――――演劇劇場 外――――――
グリーン「よし、行くぞ・・・。ドラゴン!!」
すると、ハリケーンドラゴンだったグリーンは普通のスタイルに解除され、彼の体からウィザードラゴンが現れた。
彼は右手の中指にコネクトリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。
コネクト♪プリーズ♪
すると、魔方陣が出現。そこからマシンウィンガーを取り出し、乗り込んだ。
バイクを発進させ、ドラゴンもそれについて行った。
グリーン「ドラゴン!行くぞ!」
すると、マシンウィンガーとウィザードラゴンは奇跡の合体を果たし、ウィンガーウィザードラゴンとなった。
グリーン「これ以上紗理奈さんの心をめちゃくちゃにさせるか!」
彼は右手の中指にキックストライクリングをセット。ベルトを再度魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。
ルパッチマジックタッチゴー!・・・チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!
すると、バイクとドラゴンが再び分離。グリーンは空高くジャンプした。
そしてドラゴンはヒッサツモードへ変形し、バイクはドラゴンの後部に合体した。
グリーンはバイクの後部に足をつけ、そのまま敵に向け急降下していった。
グリーン「ダァァァァァァ!!!」
グリーンとウィザードラゴンの超必殺技!”ハリケーンストライクエンド”は見事ファントムに命中!大爆発四散した!
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すると、紗理奈の紫のひびは無くなり、彼女からグリーンが出てきた。
晴翔達3人は変身を解除していた。
グリーンも変身を解除した。
ダイゴ「何とかやったよ。」
晴翔「よかったな。」
――――――数日後 FREE WINGER――――――――
ダイゴ「ただいま~。」
めぐ「おかえり~。」
コヨミ「紗理奈さんの舞台どうだった?」
ダイゴ「すごく良かったよ!たぶん、美里さんとわかり合えたからこそいい演技になってたって言うか・・・。」
コヨミ「わかり合えた・・・?何が?」
ダイゴ「あぁ。それは秘密。」
晴翔「まぁ、紗理奈さんと美里さんが仲良くなってよかったな。」
ダイゴ「あぁ。」
彼はにっこり笑った――――――――。
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次回、魔道戦隊ウィザライジャーは!
裕樹「おぉ、うまそうじゃねぇか!」
????「油断は禁物、この言葉を知らないのですか?」
晴翔「ファントムを倒せるのは俺達だけだ・・・。」
優太「なのに、ここで寝てる訳には・・・!」
裕樹「やっぱり、ピンチはチャンスだぁぁ!!」
セット!オープン!!L・I・O・N!ライオーン!!
ビースト「俺の名は仁藤弘樹。またの名をビースト・ウィザードだ!!」
次回もショータイムだ。
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