魔道戦隊ウィザライジャー 第一話 「指輪の魔法使い」 1/2 | ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。

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小説やブログなどやってますわ。主に特撮が多いです。ではお楽しみください。

いよいよスタートです。ウィザードとキャラが思い切り同じなのでそこはあしからず。


ウィザードの一話にだいぶ似てますが(汗)


登場人物、物語の設定などはこちら からどうぞ。


あと、長くなってしまったので二分割されてます。コメント等は2/2の方へ。


ではスタートです!


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かつて魔法は科学と並ぶ学問で、しかし文明の発展とともに魔法はいつしか忘れられた。


時は流れ、現代。科学では解明できない恐怖を魔法で振り払う3人の若者たちがいた。


人はみな、口揃えてこう言う。彼らはウィザードだと。


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――――――公園―――――――


ベンチにとある若い男性が座っていた。そう、彼が火野晴翔だ。


晴翔は手にドーナツの入った袋を持ち、ドーナツを食べていた。


晴翔「うほっ、うまいなぁ。」


そこへ彼のサポートメカ ”レッドガルーダ” が飛来してきた。


晴翔「ん?どうした?見つけたのか、ファントムを。」


―――――街中 トンネル付近――――――


そこではパトカーが数十台止まっており、警察がわんさかいた。


笹野刑事「怪物事件か。世の中も物騒になってきたなぁ。凜子、行けるか?」


凜子は銃を構えて待機していた。


凜子「大丈夫です。人を守るのが警察の仕事ですから。」


笹野刑事「よし、突入だ。」


凜子、笹野刑事と警官数名がトンネルの方に入って行った。


――――――トンネル 中――――――――


すると、そこではグール達が先に入っていた警官を襲っていた。


グールは先に突入していた警官にパンチやキック、武器で攻撃を加えていた。


凜子「何、こいつら・・・。」


すると、グール達は凜子達を見つけ、歩み寄ってきた。


凜子や警官たちは銃を発砲したが、全く歯が立たなかった。


そして、グールは凜子たちを襲って行った。


警官たちはグール達にパンチやキックを放たれ、倒されていった。


すると、そこへファントム ”ミノタウロス” が出現し、凜子に襲い掛かった。


凜子は銃をミノタウロスへ発砲したが、効かなかった。


ミノタウロス「フッ・・・人間ごと気が!」


すると、そこへマシンウィンガーに乗った晴翔がやってきた!


晴翔はヘルメットを取り、バイクから降りた。


晴翔はベルトのハンドの部分にコネクトリングをタッチした。


コネクト♪プリーズ♪


すると、魔方陣が現れ、そこからウィザーソードガン(ガンモード)を取り出した。


そしてグールやミノタウロスに向け数発撃った。


ミノタウロス「グァァァ!貴様、魔法使い!」


凜子「魔法・・・使い?」


ミノタウロス「忌々しい魔法使いめ!死ね!」


ミノタウロスは晴翔に向け、火炎弾を放った。



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<※画像はイメージです。>


だが、爆炎の中から赤い魔法使い ”レッドウィザード” が現れた。


レッドは体内に炎を吸収した。


レッド「さぁ、ショータイムを始めようか?」


ミノタウロス「行け!!」


そしてグールとミノタウロスは戦闘を始めた。


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※ここからは仮面ライダーウィザード主題歌「Life is SHOW TIME」を聞きながらお楽しみください。


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レッドはウィザーソードガン(ガンモード)でグール達へ発砲。グールたちを次々となぎ倒していった。


そしてグール達へ華麗にキックを放って行った。


ウィザーソードガンをソードモードに変形させ、グール達を切り裂いて行った。


ミノタウロス「おのれ小癪な!!」


ミノタウロスはブルアックスをレッドに振りかざしたが、これも華麗にレッドはかわした。


レッド「甘いな?暴れん坊ちゃん。」


レッドはウィザーソードガンでミノタウロスを突いた。


すると、レッドの周りをグール達が囲んだ。


レッド「さぁ、フィナーレの時間だ。」


レッドはウィザーソードガンをガンモードに変形させ、ハンドオーサーの部分を開いた。


キャモナシューティングシェイクハンズ!キャモナシューティングシェイクハンズ・・・。


レッドは左手のフレイムリングをハンドオーサーにスキャンした。


フレイム♪シューティングストライク!ヒーヒーヒー!ヒーヒーヒー!


レッドの必殺技 ”フレイムシューティングストライク” あはグール達に命中!爆発四散した。


そしてミノタウロスは逃げて行った。


レッド「ふぃ~。」


そこへ凜子がやってきた。


凜子「あの、すみません。」


レッドは変身を解いた。


凜子「私、鳥居坂署刑事の大門凜子です。ちょっとお話を伺いたいんですが。」


晴翔「俺は火野晴翔。別にいいけど、何が知りたいの?」


晴翔は凜子にウィザードの存在、ファントムの存在、ゲートについて話した。


凜子「じゃあ、あの警察官の中にゲートがいたってこと?」


晴翔「まぁ、そうなるね。そんじゃ。」


凜子「あ、ちょっと!」


――――――FREE WINGER――――――――


晴翔「ただいま~。」


茂「おぉ、晴翔。おかえり。」


ダイゴ「晴翔君、また一人で戦ったのかい?」


晴翔「何でそのことを・・・?もしかしてコヨミか?」


ダイゴ「あぁ、コヨミのあの水晶で。まぁ、戦闘能力は最初に比べてだいぶよくなったけど君には仲間がいるってこと忘れないでよね?」


晴翔「はいはい。」


コヨミ「おかえり、晴翔。」


晴翔「ただいま。あれ?優太とめぐは?」


茂「買い出しに行ってくれたよ。今日はカレーだから。」


晴翔「ってことは・・・めぐのまずいカレーか・・・。(汗)」


ダイゴ「そうなるね・・・。」


――――――謎の場所―――――――


ミノタウロス「フェニックス様、メドューサ様。」


フェニックス「おぉ帰ってきたのか!どうだ?ゲートは?」


ミノタウロス「指輪の魔法使いが現れ、私の邪魔を。」


メドューサ「ウィザードか・・・。我々ファントムのなすべきことはゲートを絶望させ、ファントムを生み出すこと。ワイズマンがサバトを開くために・・・。」


メドューサは人間態のミサになった。


そしてフェニックスも人間態のダイゴになった。


ミノタウロス「はい・・・。」


――――――FREE WINGER――――――――


そこへ買い出しに行ってた優太とめぐが帰ってきた。


優太「帰ったよ~。」


めぐ「ただいまぁ~。」


茂「おぉ・・・やっぱりカレーの材料買ってきたのか・・・。」


めぐ「え?なんで残念そうな顔するの?」


優太「あぁ・・・。まぁいろいろと・・・。」


晴翔「あ、そうだ。ちょっと出かけてくる。」


茂「おぉ、気をつけろよ、晴翔。」


晴翔は出て行った。


―――――街中―――――――


晴翔は歩いていた。


凜子「あ、見つけた!ちょっと待って晴翔君!」


晴翔「あぁ、凜子ちゃん。どうしたの?」


凜子「いや、ちょっと聞きたいことがあってね。」


晴翔「あぁ、そう。あっ、あんたに一つ言いたいことがある。何かあったら、俺がアンタの希望になってやるよ。」


凜子「え?ちょっと何言ってるのよ・・・。」


凜子は少し照れているようだった。


そこへ凜子の上司の笹野がやってきた。


笹野刑事「大門。ちょっと話がある。来てくれ。」


凜子「えぇ・・・せっかく見つけたのに・・・。わかりました。行きますよ。」


笹野刑事と凜子はどこかへ行ってしまった。


晴翔「あいつまさか・・・。ガルーダ、尾行しておいてくれ。」


ガルーダは二人を追いかけて行った。


――――――警察署 署長室――――――――


凜子「え?ファントム事件を無かったことにするんですか!?」


署長「あぁ、そうだ。」


署長「あぁ。この事件は警察では手におえない。だから、この件には関わらない方がいいんだ。」


凜子「どうしてですか!人を守るのが警察の仕事じゃないんですか!?」


署長「これは上からの絶対命令だ。」


凜子「え・・・。」


―――――警察署 外――――――


凜子は怒った表情で警察署を出て行った。


笹野刑事「待てよ、大門!」


―――――公園―――――――


笹野刑事「なぁ、大門。この事件は警察では手がおえないんだ。あきらめろ。」


凜子「どうして先輩まで・・・。」


笹野刑事「なら・・・どうしてそこまでこだわるんだ。」


凜子「私が警察になったのは父のおかげなんです。父は田舎の警官で町民の方から慕われてたんです。その父が大好きなんです。」


凜子は首からぶら下げていたロケットペンダントを開くと、凜子の父の写真があった。


笹野刑事「なるほど・・・それがお前の心の支えか!」


笹野刑事は笑みを浮かべると、勢いよく凜子のペンダントを奪い取り、凜子に張り手を喰らわせた。


凜子「何するんです!」


笹野刑事はミノタウロス・ファントムに変身した。


―――――FREE WINGER―――――――


コヨミはその状況をレッドガルーダを通じて水晶から見ていた。


彼女は携帯電話で晴翔に事情を話した。


コヨミ「晴翔、急いで向かって!」


―――――街中――――――


晴翔「あぁ、分かった!優太とめぐにも伝えておけよ!」


晴翔は走り出した。


―――――公園――――――


凜子「笹野刑事が・・・・ファントム!?」


ミノタウロス「笹野は絶望して死んだ。お前らの力では俺達にかなわないんだよ!」


ミノタウロスは手に持っていたペンダントを握り潰し、地面に投げつけた。


凜子「あっ・・・。」


すると、凜子の胸の中の心の支えにヒビが入った。


凜子「もう・・・ダメ・・・。」


凜子の体に紫の亀裂も入って行った。


すると、ミノタウロス向けて銀色の銃弾が飛んできた!


ミノタウロス「誰だ!?」


ミノタウロスが振り返った視線にいたのは晴翔、優太、めぐ、コヨミがいた!


晴翔「まさか凜子ちゃんがゲートだったとはな。コヨミ、彼女を頼んだ。」


コヨミは静かに凜子の元へ駆け寄った。


ミノタウロス「お前らと遊んでるほど暇じゃないんだよぉ!」


晴翔「俺達も同じさ。」


3人はベルトのハンドオーサーにドライバーオンリングをタッチした。


ドライバーオン♪プリーズ♪


すると、腰にウィザードライバーが現れた。


3人は各自用いるリングを左手の中指にセットした。


そしてベルトを魔法モードから変身モードに変形させた。


シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・







続く


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