退院から3日。家でゴロゴロ、ちょっとの散歩の日々。
身体の状態で気になることが二つ
①玉からの出血が微量だけどまだある。
→ドレーン抜いたところからまだ血が出てるんだよね。
パンツが汚れるから嫁のナプキンをもらってつけてるんだけど半日で結構汚れる。
あとドレーンの傷がシクシク痛い。
②玉袋を触ると何か塊感がある。
→中身全部取ったから空の筈なのに玉袋を指で摘むと何かあるように感じる。
金玉復活!?…んなワケないwww
①は一週間くらいは出血することあるみたいね。出血量も日に日に減ってるから様子見かな?
②は切った皮下組織の塊か中に溜まった血の塊らしい。どちらも普通のことなので心配無しらしい
日常生活については起き上がる時と咳する時に手術創が若干痛む。
あと立ち上がった後に玉がジンジン痛むくらい。
日々回復していってるのは自覚できる。
しかし入院4日なら木曜から休暇取って次の火曜辺りから仕事しようかな?なんて考えてたの甘かった。
机仕事だから力使うことは滅多にないから仕事できないことは無いけど集中できないわコレ。
GWを回復期間にして正解だった。
で目下の問題だった腫瘍自体の摘出が終わってひと段落したから次の問題に目が向く。
病理結果と今後の治療についてだ。
現段階で決めていることはある。
①非セミノーマだったら迷わずBEPをやる
②セミノーマStage2でも迷わずBEP
③セミノーマでも放射線治療は選択しない
④セミノーマStage1Bだったらカルボプラチン
ってとこかな。④は主治医と良く相談して最終判断するつもりだけど①②③は俺の中で確定項。
放射線治療を選択しない理由は『放射能ガー』とかじゃなくて効果が大動脈領域にしか無さそうだから。
カルボなら放射線と違って照射精度も関係無いし、所謂『叩き残し』が少ないと思ったから
まぁ放射線の二次がん発生も確率は低いとはいえ気になるしね。
で、困ってるのが セミノーマStage1A だった場合の時。
一番軽い病状なんだからいいじゃん!とか言われそうだけど、最近の流行りだとセミ1Aって経過観察が主流なのね。
でもこのがんも多分に漏れず再発率高いワケで
『精巣腫瘍診療ガイドライン』によると
『セミノーマ1期の再発率は15~20%』
って書いてある。これって結構確率高いよね。
『腫瘍サイズ4cm以上の場合16%』
俺の腫瘍は余裕で8cmなのでここに該当。
加えて言えば反対側精巣の発症リスクも25倍とか書いてあるし…。
経過観察が主流の理由としては『再発しても98~99%で根治可能』だからなのよね。
つまり再発有りきの選択。再発しなかったらラッキー!くらいのノリ。
2割の確率のハズレくじをどう判断するかは人それぞれだけど、俺的には2割って起きる前提で考える確率の高さ。
再発したらBEP確定でもっと辛い治療だし、無精子症にもなるし。
確率は凄く低いけど反対側も精巣腫瘍になったら玉無し、ホルモン注射で生活の質ガタ落ちになるし…。(カルボは対側発症を抑えるらしい)
とはいえ化学療法を予防として選択するのってやっぱり勇気がいる。
シスプラチンより軽いとはいえ後遺症の可能性はゼロでは無いし。
仕事も2ヶ月くらい休まなきゃだし、給料・ボーナス下がるし、昇給査定も悪くなるし…。
カルボ1クールで再発率が20%→5% …。
あと二週間悩むことにします。