Kクリニックで「正常ではない」「精巣が腫れている」との触診結果を聞き、自分の中で精巣腫瘍は確定した。
二回目の受診から改めて組織型とステージと治療法について徹底的にネットで調べた。
まずは【精巣腫瘍治療ガイドライン】をネットで買った。3000円ちょっと。
…内容はネットに落ちてるのとそんなに変わらなかった…。
後は米国がん研究所や国立がん研究所のHPを暗記レベルで覚えた。
他のことを調べた時の理解の基礎にしようと思ったからだ。
加えて各大学病院や拠点病院の臨床、症例集、統計分析を読み漁った。
ここで再度認識し直したのは、
・良性の事例はほぼ児童
・非セミノーマは腫瘍マーカーに出やすい
・ステージ1が全体の半数以上
・セミノーマはステージ3(遠隔転移)が無い
・でも結局病理検査しないと確定しない
と元から把握はしてたけど、いくら画像や血液検査しようとも切って組織調べないと確定しないんだよねー。ってこと。
いくら調べても正直意味無いんだよねー。
でもまぁ知ることで5年生存率が高いことや
ステージ2,3でも十分寛解するがんだって分かって安心できてよかった。
あとこの後医師からの説明も意味が分かりながら聞けるので安心・納得できるだろうと思えた。
といいつつも調べる理由は
「自分はセミノーマのステージ1Aだ!」
って思い込みたいから。
うん、間違い無い。
(でもステージ2でも3ヶ月のホスピタルバケーションが取れると思えば…いや何でも無い…)
もうこの病気で死ぬつもりなんて全く無い。
手術や尿道カテーテルや転移やBEPや再発などの更なる恐怖に対して知識武装して強がりたい為にだけ色々調べる。
ま、でも知識あっても医者には敵わないしなったらなったでその時だからあんま意味無いんだけどね。
※この時の玉 <大きさ>、<硬さ>
右(正常):うずらの卵、うずらのゆで卵
左(異常):鶏卵Sサイズ、MONO消ゴム