皆さんこんにちは。
今日もお付き合いいただき
有り難う御座います。
今回の出血性膀胱炎と、ついでに現在の
その他の症状にも触れておきます。
①出血性膀胱炎
出血を伴って発症する膀胱の炎症で、
一般にウイルス、細菌、薬剤などが原因。
主な症状は、血尿、排尿時の強い痛み、
頻尿、残尿感などがあり、
膀胱粘膜全体からの出血が特徴的。
造血幹細胞移植後においては
約1割に起こる感染症で、
その原因はアデノウィルス、BKウィルス
のいずれかであることがほとんど。
アデノウィルスが原因で、免疫抑制剤を
服用している自己免疫力の低い時期に
発症すると重症化する事があり、
細心の注意が必要。
今回の私の原因ウィルスはその
"アデノウィルス"でした。
今日現在治療入院5日目ですが、
まだ血尿は治まらず、排尿時の強い痛み、
平常時のチクチクする痛み、猛烈な頻尿が
続いていて苦戦しています。
ちょっと甘く見ていました。
②皮疹(慢性GVHD)
先月下旬から、首、背中、腕、頭などに、
鳥肌のぶつぶつが大きくなったような
結構凸凹のある皮疹が増えてきていて、
これが痒い!
どうしてもかいてしまうので、
赤い発疹になって目立つし、更に痒い!
これが出る前は、蚊に刺されたような
大きくプクッと腫れるタイプの皮疹でしたが、
その皮疹のタイプが変わってきて、
この10日程で明らかに増えています。
毎日ステロイド軟膏を塗っていますが、
この入院中に効き目の強い軟膏を
処方してもらいました。
③関節痛(慢性GVHD)
移植後退院してからずっと抱えている、
股関節痛、肩関節痛は、少しずつ和らいで
きています。
が、股関節はまだ痛みにより可動範囲に
制限があり、あぐらがかけません。
歩くなどの関節を開かない動きには
支障ありません。
気になるのは、今回の感染症による
出血性膀胱炎の発症と
慢性GVHDの皮疹の変化と増加が
同じ時期に起こっていること。
主治医によると、
ウィルス感染などの免疫障害の影響により、
大人しくしていたGVHDの症状が
活発化する事は比較的ありがちなことの
ようです。
なるほど。
とにかく、膀胱炎が治るまでじっと辛抱です。
良い週末を。