皆さんこんばんは。
今日もお付き合いいただき
有り難う御座います。
1月25日の夜に一過性脳虚血発作(TIA)の
症状で夜間救急で入院してから、
今日で1週間。
採血、レントゲン、心エコー、頸部エコー、
心電図、MRI検査、ホルター心電図検査、
脳血流SPECT検査、脳血管造影検査
(カテーテル検査)などなど、
色んな検査を受けました。
病状としては、6年前に行なった
脳血管バイパスの血管の先の方に
軽い脳梗塞を起こしたらしき
ごく小さな痕跡(TIAのダメージ)が
見つかりました。
さて、その原因として考えられる要素とは。
(またまた得意の勝手な考察です)
① 単純に新たな脳梗塞又は再発。
② 造血幹細胞移植による血液の入れ替わり
(血液組成の変化)の影響
③ ATL治療過程で起こった心障害の影響
④ ATL治療又は治療薬の影響
などが (たぶん) 考えられます。
種々の検査結果と医師の説明より
①に関しては、
脳血管造影検査(カテーテル検査)の結果、
バイパス周辺の血管含めその他全体の
血管に、アテローム血栓や狭くなっている
又は詰まっているなどの血管そのものの
障害はない。
MRIで見つかった小さな梗塞の痕跡は、
血管が詰まりかけた後に開通したために
ごく小さなダメージだけが残ったものと
考えられる。
②に関しては、
血液検査の結果から、血小板が多い又は
血液を凝固させるその他の成分が多い
などの 悪影響のあるマイナス要素は
見当たらない。
③に関しては、
ホルター心電図(24時間心電図モニター)
の結果、不整脈は起こっておらず、
心原性脳梗塞(不整脈によりできた血栓が
血液を回って脳の血管を詰まらせる)の
心配はなさそう。
④に関しては、
ATLという病気そのものやその治療
(特に私の場合GVHD予防の臨床試験を
取り入れている)が血管障害に及ぼす
影響の有無は何とも言えないが、
ATL治療過程の心障害対応で
血液サラサラ薬を それまで服用し
続けていたバイアスピリン(抗血小板薬)
からリクシアナ(抗凝固薬)に変更した
ことが影響した可能性はありうる。
との所見です。
「原因はこれだ!」と確定的に
断言することはなかなか難しいようですが、
今後は、サラサラ薬を元のバイアスピリン
に戻して生活習慣と脳梗塞の兆候に注意
しながら、
更に、ATLの注意事項や体調変化に注意
しながら日常生活を送ることになります。
う〜ん、こりゃ大変だ。😅
まあしかし、とりあえず 明日退院 です。
今日で鬼門の1月が終わって、明日から2月。
丁度きりがいいので、
気分を入れ替えていきましょ😊
さすが日本一の山です。
ちょっと高いところに登れば
色んなところから望めます。
(ここは病院の4階)
今日も一日お疲れ様でした。
明日も頑張って行きましょう。