皆さんこんばんは。

今日もお付き合いいただき

有り難う御座います。



いよいよ幹細胞移植の開始です。



移植は輸注(点滴)で行なわれます。


まずは輸注時に起こりうる、吐き気、

不整脈などの副作用予防薬、アレルギー

予防薬を投与します。


ドナーさんから頂いた幹細胞のバッグ

をセットし、輸注移植開始。


最初から最後まで主治医に立ち会って

いただきました。


輸中の流量を細かく調整し、心電図・血圧・

血中酸素濃度などをモニター確認しながら、

今後出てくる症状やその治療方針などの

をしながら慎重に進めます。


少しだけ、お互いの出身地のことや、

今の仕事をすることになったきっかけの

ことなど、プライベートな話もしながら、

何事もなく穏やかに、約2時間の輸注移植

が終了しました。


追加訂正 : 

輸注移植早々に血圧が150まで上がった

ため、降下剤を輸注追加しその後安定

しました。


輸注移植終了後も特に体調変化はなく、

後は明日からの免疫反応、感染症などに

対処していくことになります。



ドナーさんからの幹細胞採取は、幹細胞を

増やす薬を投与し骨髄から末梢血(血管)中に

溢れさせた後、血液を採取しその中の幹細胞

を抽出します。


血液の最大採取量は規定で決められている

ため、そこから抽出された幹細胞が思惑

より少なかったとしても、追加で採取する

ことは出来ないそうです。


今回私がドナーさんから頂いた幹細胞は

260mLで、しっかり十分な量を分けて

頂くことが出来ました。


この幸運を大切にまずは生着を目指します。



輸注移植中に主治医と少しだけ話した

プライベートエピソード。


こんなこと聞こうかどうか迷いながらも、

話の流れで、なぜ血液がんの医師になった

のかを聞いて見ると、

「中学生の時に友達を悪性リンパ腫で亡く

したんですよね」

と。


この年齢になりこの病を患ってから特に、

"人生とやらを考えることが増えまし

が、人との出会いや、過去の出来事や、

もちろん自分自身の選択や、色々なことで

それぞれが道を決めるんだなと、

改めて思いました。



造血幹細胞 : 全ての血液の源です



今日も一日お疲れ様でした。

明日も頑張って行きましょう。