クワガタの産卵セットを組む時は樹皮を剥いて、その下の「ザラザラ」(何って名前?)をこそぎ落とします。その時、活躍するのがこの100均のウロコ取り。
以前は愛情込めて手の平でこそぎ落としていましたが、数があると結構面倒。
水をかけながらゴソゴソ落とすと綺麗にツルツルなります。このぶっとい50円材はオオクワにあげることにしました。
樹皮は剥いた方がいいのかよくないのか、「ザラザラ」は取った方がいいのか悪いのか、虫の種類によっても違うと思いますが自分は基本的には取ります。
材はシイタケ菌で「アク」が抜けていると思うので、水にさらしたりする「アク抜き」は必要ないかもしれませんが、樹皮やザラザラは「虫避け的な成分」を持っている気がするので取り除いています。
安い材の時はレンジでチンして、水に3日くらいつけてアク抜いてから使ったりします。
生オガで菌糸ビンを作る場合は、クヌギは特にアクが強いと予想しているので、本来は水にさらしたい所です。そして、辺材部分のみのオガを使いたいです。心材は虫が嫌いな成分が凝縮しているような気がしています。
大和三山を眺めながら、
育てているキノコさん達。今回はちょっとへんなことしたので失敗気味のもあります。
9月22日接種のうずら豆サヤ培地はもう出たがっています。
窮屈そうなので袋を開けてあげましたが、この場所では成長しきらないかもしれません。湿度のあるキウイ棚下に移した方がいいかもです。
蕎麦殻はこんなとこらキノコが…
ヒマラヤヒラタケでなく、ノーマルヒラタケは菌はまわっていますがイマイチな感じ。
カブトの幼虫を飼うために200個はある100均米びつでやったやつも、まあ、いい感じで菌がまわっています。
でも、なぜかこんなとこから…培地と接触もしていないのに不思議。。
ここにも。3本くらいこんな感じで新聞紙の上から生えてました。よく考察するとなにか新しい栽培方法のヒントがあるかもです。「非接触キノコ栽培」を確立できるかも????新聞のかわりにパンツでやればパンツからキノコが生える可能性もあります
こないだ材割って取り出した残りカスをチェックすると10頭くらい残っていたので、
バケツに菌糸ブロックを入れて、
投入。
上から残りカスで埋めて、
その上に格安50円材。
ホジホジしてそこにも幼虫を2頭。
その上からまたカスをかけて、とてもザックリと仕上げました。本当は菌糸をまわした材に投入予定だったけれど、間に合わないので仕方ない。材に残るか菌糸に移動するか、それともカスに移動するのか。
ギネス狙いのコクワのママ達(33~34ミリ)を再セット。この子供達は菌糸材と自作どんぐり菌糸ビンで育てる予定。ギネス出すには数が必要。とにかく最低100頭がノルマ。発酵マットも作りはじめたし、来年が楽しみ。35ミリがまだ産まないのがちょっと残念。
せこいキノコがヒョロヒョロと出てきてしまいました。
サキシマヒラタとドングリのキノコ| で、仕込んだ菌糸ブロックからです。
乾燥気味のオガで埋めて、発生を控えようと思ったのに…
でも、こんなヒョロキノコでおさまっているからまだマシか…
それともブロックの栄養が少ないのかな??
いずれにしてもこれ以上、キノコは出て欲しくないです。
ゼロエミ式栽培とは誰にでも簡単にできるキノコ(主にヒラタケ系)栽培方法のことです。
方法は別に自分が開発してわけではありせんが(ちょこっと協力はしましたが)、20世紀の終わりくらいに中南米で流行り始めた方法です。(そん時はインターネットがなかったので世界の状況はイマイチ把握できなかったので、もしかしたらアフリカあたりでもあったかもしれません)
「ゼロエミ式」という名称は勝手に自分が便宜上つけたもんで、世間的に通用する名詞では全くありません。
主に農業、食品残渣などを培地として使います。というか菌をまわせればそれが培地となります。
試行錯誤を重ねがら、
◆鍋でグツグツ煮沸するだけ。
◆石灰を混ぜる。
◆石灰水に浸水
◆太陽熱を利用して殺菌
と、主にこの4種類の方法考え出して、材料の特性や栽培環境にあったものを適用して栽培普及活動をしてきました。その他にも以上の方法をベースにした変化球的方法が色々あります。
いわゆる「ゼロエミ式」初期に方法はこんな感じでやってました。(ドングリを例に)
●培地をほどよい大きさに粉砕(しなくてよいものはしない)。
●容器に入れる。(大き目の鍋でやってました)
●石灰を入れる。(最初は石灰は入れてませんでした)
●お湯を注ぐ。(大目に処理する場合は鍋で直接グツグツ煮る)
●3分~5分待つ(澱粉質の多いものは長く煮るとグチュグチュになります。トウモロコシ、サトウキビの茎葉粉砕物とかは長めでOK)
●お湯を捨てます。
●もう一回石灰を入れてよくふる。残った水分を吸着させるのにちょっと効果がありそうなので。
◆冷めてから種菌を入れます。(ビニール袋に移して冷ましてもいいです)
◆以下の画像は先日、クヌギドングリでやったものです。左が「一平方式」、右が「通常方式」。クヌギのドングリは割れていたりして汚れていることが多いので、「煮沸」が効果的な感じがしています。マテバシイは中身が綺麗なのでどっちでもいい感じです。煮沸によって「タンニン」が抜けることも多少効果アリなのかもしれませんが、測定する術がないのでよくわかりません。もしかしたら水分率の差かもしれませんが…
ゼロエミ式煮沸法はエコの点では若干ポイントが落ちますが、方法としては一番普及している方法です。比較的汚れやすい農業残渣には一番な方法だと思われます。ドラム缶でグツグツというのが一般的です。長所も短所もある方法ですが、今回の画像のように「一平ちゃん」容器など使えますし、(昔のプラ蓋の方がよかったけど…)家でやる場合も簡単です。
方法は別に自分が開発してわけではありせんが(ちょこっと協力はしましたが)、20世紀の終わりくらいに中南米で流行り始めた方法です。(そん時はインターネットがなかったので世界の状況はイマイチ把握できなかったので、もしかしたらアフリカあたりでもあったかもしれません)
「ゼロエミ式」という名称は勝手に自分が便宜上つけたもんで、世間的に通用する名詞では全くありません。
主に農業、食品残渣などを培地として使います。というか菌をまわせればそれが培地となります。
試行錯誤を重ねがら、
◆鍋でグツグツ煮沸するだけ。
◆石灰を混ぜる。
◆石灰水に浸水
◆太陽熱を利用して殺菌
と、主にこの4種類の方法考え出して、材料の特性や栽培環境にあったものを適用して栽培普及活動をしてきました。その他にも以上の方法をベースにした変化球的方法が色々あります。
いわゆる「ゼロエミ式」初期に方法はこんな感じでやってました。(ドングリを例に)
●培地をほどよい大きさに粉砕(しなくてよいものはしない)。
●容器に入れる。(大き目の鍋でやってました)
●石灰を入れる。(最初は石灰は入れてませんでした)
●お湯を注ぐ。(大目に処理する場合は鍋で直接グツグツ煮る)
●3分~5分待つ(澱粉質の多いものは長く煮るとグチュグチュになります。トウモロコシ、サトウキビの茎葉粉砕物とかは長めでOK)
●お湯を捨てます。
●もう一回石灰を入れてよくふる。残った水分を吸着させるのにちょっと効果がありそうなので。
◆冷めてから種菌を入れます。(ビニール袋に移して冷ましてもいいです)
◆以下の画像は先日、クヌギドングリでやったものです。左が「一平方式」、右が「通常方式」。クヌギのドングリは割れていたりして汚れていることが多いので、「煮沸」が効果的な感じがしています。マテバシイは中身が綺麗なのでどっちでもいい感じです。煮沸によって「タンニン」が抜けることも多少効果アリなのかもしれませんが、測定する術がないのでよくわかりません。もしかしたら水分率の差かもしれませんが…
ゼロエミ式煮沸法はエコの点では若干ポイントが落ちますが、方法としては一番普及している方法です。比較的汚れやすい農業残渣には一番な方法だと思われます。ドラム缶でグツグツというのが一般的です。長所も短所もある方法ですが、今回の画像のように「一平ちゃん」容器など使えますし、(昔のプラ蓋の方がよかったけど…)家でやる場合も簡単です。