Blackmore's Nightはリッチー・ブラックモアと妻のキャンディス・ナイトによる

ルネッサンス、民族音楽等を主体にしたアコースティックプロジェクト。

言うまでもなくリッチーはDEEP PURPLERAINBOWでずっとストラトキャスターを愛用していましたが

それを封印する形でアコースティックギターに持ち替えました。

そのため「何でロックをやらないんだ!」と考えるファンからは批判されることもありますが、

リアルタイムで経験できたリッチーが1stの「Shadow of The Moon」だった自分には何の違和感もなく

すんなり受け入れることができました。

1stアルバムの聴き所は"Shadow of The Moon"、"Renaissance Faire"、"No Second Chance"、"Mond Tannz"、

RENAISSANCEのカバー"Ocean Gypsy"、REDNEXのカバー"Wish You Were Here"と盛り沢山です。

加えて"Play Minstrel Play"にはジェスロ・タルのイアン・アンダーソンがゲスト参加して

リッチーとの熱い楽器バトルを聴かせてくれます。

2nd「Under A Violet Moon」ではタイトルトラックの"Under A Violet Moon"、"Wind In The Willows"、

RAINBOWのカバー"Self Portrait"が聴き所。

"Under A Violet Moon"にはイェンス・ヨハンソンがゲスト参加しています。

1stが中世ヨーロッパを旅してる雰囲気なら2ndは夜の森に迷い込んだ雰囲気と言えます。

3rd「Fires At Midnight」になるとそれまで必要最小限に使われていたエレキギターが前面に出てくるようになります。

このアルバムは良く言えばクセがなくて聴き易い、悪く言えば特徴がないなと感じました。

それでもタイトルトラック"Fires At Midnight"は素晴らしいです。

ライブアルバム「Past Times With Good Company」で特筆すべき点はRAINBOWのカバー"16th Century Greensleeves"、

1stではテクノ風だった"Writing On The Wall"がロックバージョンになってることでしょう。

4th「Ghost Of A Rose」では1stの空気感を取り戻し、楽曲の質も向上した印象。

リズミカルな"Cartouche"、インストが熱い"Queen For A Day"、歌詞も曲も熱い"All For One"、

JUDAS PRIESTがカバーしたことでも有名なJoan Baezの"Diamonds And Rust"、

JETHRO TULLのカバー"Rainbow Blues"、ハズレのないタイトルトラック等、

2nd3rdで「もういいかな」と思った人にもオススメ。

5th「Village Lanterne」はBlackmore's NightとRockが自然な形で融合したアルバムです。

"I Guess It Doesn't Matter Anymore"、"St. Teresa"、"Mond Tanz/Child In Time"などが

Blackmore's Night流Rockが確立された楽曲と言えます。

"St. Teresa"はジョーン・オズボーン、"Child In Time"はDEEP PURPLEのカバーです。

さらにRAINBOWの"Street Of Dreams"もカバーされており、

ボーナストラックにはジョー・リン・ターナーが参加したバージョンも収録されています。

6th「Secret Voyage」は前作の路線を踏襲。

ありそうでなかった"Toast To Tomorrow"がいいですね。

"Rainbow Eyes"はRAINBOWのカバー、"Can't Help Falling In Love"はなんとプレスリーのカバー。



話題が変わりますが、先ごろリッチーとキャンディスの間に娘のAutumn Esmereldaが生まれたそうです。

二人とも頑張りましたね(;・ω・)

そして次のアルバムのタイトルは「Autumn Sky」。

出産もリリースもはじめからこの時期にするつもりだったんでしょうか?

何はともあれおめでとうございます。