今やドイツを代表するメタルバンドBLIND GUARDIAN

ハンズィ・キアシュ(ボーカル、ベース)
アンドレ・オルブリッチ(リードギター)
マーカス・ズィーペン(リズムギター)
トーマス・トーメン・スタッシュ(リードドラマー)

初期のBLIND GUARDIANは初期HELLOWEENにも通じる荒削りで勢い任せな一面もありますが

メロディセンスには光るものがあり2nd、3rdアルバムにはカイ・ハンセンがゲスト参加し注目を浴びます。

1st「Battalions Of Fear」、2nd「Follow The Blind」は押し一辺倒といった作風でしたが

3rd「Tales from The Twilight World」ではクワイアを導入し始めたり

バラードの『Lord Of The Rings』が収録されるなどブラガらしさの片鱗を示しています。

4th「Somewhere Far Beyond」になると作風ががらりと変わってドラマティックでいい意味で大仰、

大胆にシンセを取り入れており、ハンズィの歌唱スタイルも確立されました。

このアルバムを傑作に挙げる人も多いです。

これまでアルバムの頭にはスピードチューンという形式でしたが、

5th「Imaginations From The Other Side」はミドルテンポのタイトルトラックで幕を開けます。

そしてスピードチューン、バラードと続いてブラガ屈指の名曲『The Script For My Requiem』へ。

ハンズィ気合入りすぎ、作り込み具合が半端じゃないアルバムです。

この作品からブラガのリードギターの音は独特だなと思ってるんですが

オクターブ下の音をピッチシフターで加えてるのかな。

甘くてブライトな良い音ですよね。

6th「Nightfall In Middle-Earth」はシルマリルの物語をテーマにしたアルバム。

前作ほどストレートな内容ではありませんが超名曲『Mirror Mirror』が収録されているので必聴です。

このアルバムからハンズィはボーカルに専念。

7th「A Night At The Opera」は頭の2曲はテンション高くて良いのですが

それ以降はテンションの高さが持続してないため勿体無いアルバムだと思います。

リードドラマーが脱退して作られた8th「A Twist In The Myth」はスルーしてもいいかな…

9th「At The Edge Of Time」では昔っぽさがあってそれなりに聴けます。

ただ過去の名作を凌ぐほどではないと思います。

最近のアルバムよりはバージョン違いやカバー曲を集めた「The Forgotten Tales」の方がお勧めです。

「Tokyo Tales」は初期の頃、「Live」は6thぐらいまでの選曲のライブ盤です。

ライブの予習なら「Live」がお勧め。



ブラガにはトールキンを題材にした曲がいくつかあります。

『By The Gates Of Moria』、『Gandalf's Rebirth』やそのまんまな『Lord Of The Rings』、

『The Bard's Song: The Hobbit』等、モリア坑道にガンダルフにホビット。

映画ロードオブザリングをご覧になった方ならピンと来るでしょう。

6thアルバムでのシルマリルの物語は簡単に言うと指輪物語(Lord Of The Rings)のずっと昔の話です。


ブラガのお勧めは何と言っても『Mirror Mirror』、

そしてデモバージョンの方が良い (と思う)『The Script For My Requiem』。

個人的にはメタル史上に残る名曲です!