昭和四十年代の、私が未だ独身の若い頃に、自己流の見よう見まねで覚えて
踊っていたダンスは、横浜駅西口五番街に有ったダンスホール白馬車でした。
同じ五番街には、太陽というダンスホールも有ったけど、大人のムードが強く
遊ぶには余り適さなかった。
その白馬車に本格的なダンスを覚えてから行った事が有った。
平成八年に仕事を独立開業する、前の年だった。鶴見にある実家に寄ってから
時間があったので日曜日の午後だったけど、一人で行ったのだった。
競技会で良く会うカップルが一組練習していた。空いていたので適当に踊って
いた。そうしたら三人の女性が近寄って来た。さっき踊った女性が下の階から
呼んできたようだ。上にいた人と踊ったよ~ 団体で来てたようだ。
このホールは三階迄吹き抜けで一階二階がフロア~で三階が飲食する場所
だった。但し、ビルとしては二階~四階が白馬車だ。
団体さんの内の一人に見覚えが有った。私が横浜髙島屋勤務の時の先輩だった
女性だ。二十五年ぶりくらいにお会いしたのだ、踊ってみるとほとんど初心者
だった。仲間の中に一人上手い女性がいたけどね...
私が勤務していた当時から此処によく来ていたと言ったら驚いていた。
仕事は真面目によくやってたからね~
時々踊ってね!って先輩に頼まれて連絡先を聞いていたのだけど、なかなか
機会を作れずにそのままにしてしまった。
地理的なことやら仕事の独立開業も絡んで、それどころでなかったことも有った。
美代子さんごめんね~