ジュネの言葉を借りるまでもなく
言葉というのは恐ろしい。
通常、断罪があり処刑に至る。
だが言葉に限っては
まず処刑があり、後にその処刑を正当化するように断罪を行う。
オースティン的に言うなら、それは言葉のパフォーマティブ(行為遂行的)かつコンスタティブ(事後確認的)な側面に由来するのだろう。
そして
そうであるがゆえの反復可能性に。
だから、すでに発話、あるいは記述されてしまった言葉をいくら否定しようとももはや意味がない。
否定も肯定も、まずその言葉を受け止めることなくしてはできないからだ。
まるで魔法。
すべてを否定しようのない事実に変えてしまう恐ろしい魔法。
そして私はその魔法にかかってしまった。
あの記事を読んでしまった。
もはや私にはもうどうすることもできず
ただただ断罪に加担する他ない。
醜い、ただの処刑の共犯者。
iPhoneからの投稿