こんにちわ。はじめまして。
素敵と申します。
ブログ、始めてみました。
正直、怖いです。
でも、始めてみました。
がんばります。
ちなみにブログのタイトルはプリモ・レーヴィの短編集のタイトルから。
「なかには、過去をまったく顧みず、死者の墓守りは死者に任せればいいという連中もいる。そうかと思えば、過去にこだわり、過去が次々と姿を消してゆくのを嘆く人もいる。はたまた、身の回りの全てを忘却から守るために、毎日欠かさず日記をつけてる几帳面な人や、形ある物を思い出として家に保管したり、身につけて歩いたりする人もいる。本や献辞やドライフラワー、髪の毛の束や写真、昔の手紙…。
わたしは、自分の記憶の本のかけらさえ、消えてなくなることが恐ろしくてたまらない性分でね。いま挙げた方法を一通りためしただけでなく、新しい方法まで編み出した。
といっても科学的な発見ではない。薬学者としての経験を活かすことによって、私にとって特別なお意味を持ついくつかの感覚を、厳密に、かつ保存可能な形で再現することに成功したんだ。
先ほども言ったように、このことは他人には話さないのだが、私は、それを、記憶喚起剤と呼ぶことにした。」
(レーヴィ著、「記憶喚起剤」、p28)
私はむしろ記憶を消去したがる人間。
レーヴィも、彼の過去を考えれば、記憶なんて消したいはず。
なのに彼は、過去を保存し、他者に伝える方法を志向してる。
なんでだろ。
伝えたいことがあったのかな。いや、伝えないといけないことがあったのかな。
わかんない。
私はレーヴィのような経験してないし、これからもしそうにはない。
でも、もしかしたら、私なんかにも、伝えたい記憶が、伝えるべき記憶があるのかもしれない。
そんなこんなでブログ、はじめました。
私にとっての記憶喚起剤としてね。