神子の運命~戦う少女~第39話「肝試し19」
作・葉菜
「とりあえず、大人しくしていてください。」
そう言って、とりだした古い紙を私に向かって投げた。
その紙が私の両腕の手首あたりに張り付いてそのまま、後ろに引きよせた。
言葉道理、私の体がいきなり後ろにたたきつけられたのだ。
「がはぁ!!」
そして、雷間稲妻がまた、古い紙を私に投げた。
その紙は、私の足首あたりに張り付いた。
完全に動けなくなってしまった。
「これは・・・・。結界紙か!!」
私は、両手足をばたつかせながら叫んだ。
「そうです。特に強力な魔力を抑え込むためのね。でも、あなたの力ではそんな強力な結界紙は必要なかったようですね。」
目を細めながら、続けた。
「どうやらあなたはまだ、グレイヤー程度の力。竜宮国の姫君ともあろうお方が・・・。まったく、笑いを我慢するのが大変ですよ。」
雷間稲妻は「はあーあ」と一呼吸置いてから、私にゆっくりと近づいてきた。
「その、首に下げている笛のペンダントが、水竜ですね。」
そしてまたゆっくりと、胸元の水竜に手を伸ばしてきた。
「水竜がなくなれば、あなたは戦えなくなる。ということは、我が天界国がこの世界を支配する。なんて、素敵な未来なんでしょうか。」
「そして、あなたの命を食らえば、私はもっと強くなれる。」
暗くて重い笑みを浮かべながら、着実に水竜に近づいてくる。
「や、やめろ・・・。やめろーーーーー!!!」
つづく
こんばんは。
第39話見てくれた方に最大級の感謝です。
鈴さん!!温かいコメントありがとうございます。
鈴さんの小説も「青春ファンタスティック」しか呼んでいないのですがとっても面白いです。
これからも、お互い頑張りましょうね!!
さて、みなさん。
毎回私の気まぐれな更新に付き合っていただいてどうもありがとうございます。
アメンバーのみなさんや、ペタをしていただいている皆さんのブログも見させていただいています。
コメントも時間のあるときは、短いですが、書かせていただいています。
今後も、私や小説ともども、どうぞよろしくお願いします。
では、バッハハーイ
できるだけ、おかえしいていますよろしくです。
作・葉菜
「とりあえず、大人しくしていてください。」
そう言って、とりだした古い紙を私に向かって投げた。
その紙が私の両腕の手首あたりに張り付いてそのまま、後ろに引きよせた。
言葉道理、私の体がいきなり後ろにたたきつけられたのだ。
「がはぁ!!」
そして、雷間稲妻がまた、古い紙を私に投げた。
その紙は、私の足首あたりに張り付いた。
完全に動けなくなってしまった。
「これは・・・・。結界紙か!!」
私は、両手足をばたつかせながら叫んだ。
「そうです。特に強力な魔力を抑え込むためのね。でも、あなたの力ではそんな強力な結界紙は必要なかったようですね。」
目を細めながら、続けた。
「どうやらあなたはまだ、グレイヤー程度の力。竜宮国の姫君ともあろうお方が・・・。まったく、笑いを我慢するのが大変ですよ。」
雷間稲妻は「はあーあ」と一呼吸置いてから、私にゆっくりと近づいてきた。
「その、首に下げている笛のペンダントが、水竜ですね。」
そしてまたゆっくりと、胸元の水竜に手を伸ばしてきた。
「水竜がなくなれば、あなたは戦えなくなる。ということは、我が天界国がこの世界を支配する。なんて、素敵な未来なんでしょうか。」
「そして、あなたの命を食らえば、私はもっと強くなれる。」
暗くて重い笑みを浮かべながら、着実に水竜に近づいてくる。
「や、やめろ・・・。やめろーーーーー!!!」
つづく
こんばんは。
第39話見てくれた方に最大級の感謝です。
鈴さん!!温かいコメントありがとうございます。
鈴さんの小説も「青春ファンタスティック」しか呼んでいないのですがとっても面白いです。
これからも、お互い頑張りましょうね!!
さて、みなさん。
毎回私の気まぐれな更新に付き合っていただいてどうもありがとうございます。
アメンバーのみなさんや、ペタをしていただいている皆さんのブログも見させていただいています。
コメントも時間のあるときは、短いですが、書かせていただいています。
今後も、私や小説ともども、どうぞよろしくお願いします。
では、バッハハーイ
できるだけ、おかえしいていますよろしくです。