攻殻機動隊がとても好きです。
みなに普及し、攻殻の人気を高め、世論を動かし、神山さんに続編をつくらせるべく、blogを書きます。
攻殻機動隊の魅力を伝えるべく、改めてDVDを見直します。まずは、第1話から。
うひょー、始まった始まった。
改めて今見ると、
…そんなことはどうでもいいのだ。攻殻の魅力を伝えねば。
そうそう、こんな始まりだった。この後、ビルからジャンプすんだ。
ほんで、変な奴を少佐がぶちのめすんだ。たしか。
ああ~、こいつこいつ。懐かしいなおい。
少佐のサマーソルトキーック、っと。
…ん?
あれ?
なんかおかしいぞ…。
やっぱり!!
こいつには、メガネのつるがない!!
なんてこった。万有引力を発見したニュートンもびっくりだ。
同類には、
こいつもいるんだが、そんなことはどうでもいい。攻殻の魅力を伝えねば。
しかし、メガネといえば
だよな。右と左につるが1本づつあってこそだろうが。なあ、小暮よ。
てか、こんなつるなしメガネ売ってんのかよ。
売ってるんかい。美容院で使用できますて。まあ出来るけどもさ。
要するに、鼻のところのストッパーが粘着性になっていて、それでづりおちてこないという仕組みらしい。
ちなみにこの会社、
こんなんも売ってるんだってさ。何が奇跡かって、幼児用メガネでフレームなしが奇跡なんだって。
なんかうける。
真面目な話、ツルなしメガネってのは、19世紀欧米で流行り、フィンチ型って言うんだって。
かの吉田茂も愛用していたらしい。ほんで仕組みは、鼻を抑えるパッドがついてて、それで挟みこんで抑えるんだってさ。
通称鼻メガネらしい。
何でこんなに詳しいのかというと、ウィキペディアに書いていたからさ。
少しずつ見えてきたよ。彼の秘密が。
しかし、まだ腑に落ちない。
だってこいつ、
鼻にストッパー付いてないんだもん。
なぜにずり落ちないんだ。
もうこれは、きっと義体化なんだろうな。
視力が悪いから、メガネ型の義体を取り付けたんだろうな。きっと。
多分彼は生まれ付いての弱視だったんだろう。
両親はそれを不憫に思いなんとかしてやりたかった。
そこで、登場したのが、例の奇跡のメガネさ。
愛する子供には、フレーム付きのような、型にはまった人生を送らせたくは無い。
フレームの無い、束縛のない、自由で平和な人生を歩ませてあげたい。
親心というやつですわ。
しかし、そこはあのメガネさ。ついたあだ名が「ケント・デリカット」
地獄の日々がはじまった。苛められまくりさ。
「俺は目がわるいだけなんだ」「なんで苛められるんだ」
いつしか憎しみはメガネに向くようなった。
「こんな、こんな、こんな、メガネさえなければ!!」
彼はメガネの義体化を決意した。あえてメガネという形にこだわったのは、憎しみの炎、復讐の炎を彼自身が忘れぬためかもしれない。
視力は回復した。しかし傷ついた心は、もうどうにもならなかった。
「俺をバカにした奴、全員に復讐してやるううう」
ってね。