攻殻機動隊がとても好きです。

みなに普及し、攻殻の人気を高め、世論を動かし、神山さんに続編をつくらせるべく、blogを書きます。

攻殻機動隊の魅力を伝えるべく、改めてDVDを見直します。前回の続きから。


前回は


攻殻機動隊普及団

↑こいつのせいで、2分半ほどしか紹介できませんでした。←「って、紹介する気ねえだろ(笑)!!」、などとね。


続きです。



時に皆さん、『ヒーローの条件』って何だと思います?

「強い」とか「人格者だ」とか「遅れて登場する」だとか、色々あると思いますが。


僕はこう考えます。「ニセものがいること」と。

ニセウルトラマン、ニセ仮面ライダーなど、本物のヒーローには、ニセものが現れるのです。100パー。逆に、ニセものがいないヒーローこそ、ニセもののヒーローなのです。だから最近のようわからん「何だか戦隊、何だかジャー」とかも、「ニセ何だか戦隊、ニセ何だかジャー」が現れない限り、本物のヒーローにはなれないのです。確か、中田小兵二あたりが同じこと言っていました。

本日、ヒーローを紹介致します。


攻殻機動隊普及団

トグサくんです。

「トグサ=ヒーロー」順当に思われるでしょうが、僕にその認識はありませんでした。

なぜなら、ニセトグサがいないからです。

しかし、その認識は改めなければなりません。

彼はついにその条件を満たしたのです。


ここで皆さんに一つ注意を。

こう考えていませんか?

「どうせ、トグサに似た芸能人だか、マンガのキャラだかを、どっかから引っぱってきて貼るんだろ?」

その認識は改めなければなりません。


ニセものというからには、本物からの影響、つまり憧れなど、を受けてから、ニセものになろうと決意するはずです。本物とニセものは、同じ世界にいなければならないのです。


つまりニセものは、攻殻機動隊の世界に登場するのです。

しかも、トグサとそいつは、第1話の中で、出会っているのです。


それでは紹介しましょう。

トグサに憧れ、トグサになりたくて、そしてトグサになった男。

ニセトグサを。







攻殻機動隊普及団


出たな。「ニセトグサ」

こいつの存在が、トグサを本物のヒーローたらしめるのさ。


しかし、何なんだろう。この何とも言えない感じは。

後ろに座ってる外務大臣のSPのようだが、お前トグサに憧れすぎだろ。


まず、髪の毛が同じだな。色とヘアースタイルが。

頬のこけ具合も同じ。

服装もトグサっぽい。

なにより、トグサをちょっとダメにした感じが表現されているのが素晴らしい。これぞ、「ニセトグサ」といった感じ。


そして、本物とニセものが出会うシーン。

ニセ外務大臣…ああ、この話って奇しくもニセものがキーになってたんだな。

ニセ外務大臣が国外亡命を図る際、それを阻止すべく、荒巻と本物トグサが空港にて、外務大臣を追い詰めるシーンにて。


ジャジャーン


攻殻機動隊普及団

うわ~。めっちゃ、トグサのこと見てる~。

確かにそりゃそうさ。憧れのトグサさんが目の前にいるんだものね。ガン見するさ。


これでわかってもらえただろうか。

トグサがヒーローであるということを。


追伸
攻殻機動隊普及団

こんなとこにいたか、魔道本家、奇淋め。

え?奇淋って誰かって?

こいつこいつ


攻殻機動隊普及団



攻殻機動隊がとても好きです。

みなに普及し、攻殻の人気を高め、世論を動かし、神山さんに続編をつくらせるべく、blogを書きます。

攻殻機動隊の魅力を伝えるべく、改めてDVDを見直します。まずは、第1話から。



攻殻機動隊普及団


うひょー、始まった始まった。

改めて今見ると、


攻殻機動隊普及団

時代を感じるCGだなあ。

…そんなことはどうでもいいのだ。攻殻の魅力を伝えねば。


攻殻機動隊普及団

そうそう、こんな始まりだった。この後、ビルからジャンプすんだ。

ほんで、変な奴を少佐がぶちのめすんだ。たしか。


攻殻機動隊普及団

ああ~、こいつこいつ。懐かしいなおい。

少佐のサマーソルトキーック、っと。


…ん?

あれ?

なんかおかしいぞ…。



攻殻機動隊普及団

やっぱり!!

こいつには、メガネのつるがない!!


なんてこった。万有引力を発見したニュートンもびっくりだ。

同類には、


攻殻機動隊普及団

こいつもいるんだが、そんなことはどうでもいい。攻殻の魅力を伝えねば。

しかし、メガネといえば


攻殻機動隊普及団


だよな。右と左につるが1本づつあってこそだろうが。なあ、小暮よ。

てか、こんなつるなしメガネ売ってんのかよ。



攻殻機動隊普及団


売ってるんかい。美容院で使用できますて。まあ出来るけどもさ。

要するに、鼻のところのストッパーが粘着性になっていて、それでづりおちてこないという仕組みらしい。

ちなみにこの会社、


攻殻機動隊普及団

こんなんも売ってるんだってさ。何が奇跡かって、幼児用メガネでフレームなしが奇跡なんだって。

なんかうける。


真面目な話、ツルなしメガネってのは、19世紀欧米で流行り、フィンチ型って言うんだって。

かの吉田茂も愛用していたらしい。ほんで仕組みは、鼻を抑えるパッドがついてて、それで挟みこんで抑えるんだってさ。

通称鼻メガネらしい。

何でこんなに詳しいのかというと、ウィキペディアに書いていたからさ。


少しずつ見えてきたよ。彼の秘密が。

しかし、まだ腑に落ちない。

だってこいつ、


攻殻機動隊普及団


鼻にストッパー付いてないんだもん。

なぜにずり落ちないんだ。


もうこれは、きっと義体化なんだろうな。

視力が悪いから、メガネ型の義体を取り付けたんだろうな。きっと。


多分彼は生まれ付いての弱視だったんだろう。

両親はそれを不憫に思いなんとかしてやりたかった。

そこで、登場したのが、例の奇跡のメガネさ。

愛する子供には、フレーム付きのような、型にはまった人生を送らせたくは無い。

フレームの無い、束縛のない、自由で平和な人生を歩ませてあげたい。

親心というやつですわ。


しかし、そこはあのメガネさ。ついたあだ名が「ケント・デリカット」

地獄の日々がはじまった。苛められまくりさ。


「俺は目がわるいだけなんだ」「なんで苛められるんだ」

いつしか憎しみはメガネに向くようなった。

「こんな、こんな、こんな、メガネさえなければ!!」


彼はメガネの義体化を決意した。あえてメガネという形にこだわったのは、憎しみの炎、復讐の炎を彼自身が忘れぬためかもしれない。


視力は回復した。しかし傷ついた心は、もうどうにもならなかった。

「俺をバカにした奴、全員に復讐してやるううう」


ってね。