損ジャの社長の首が飛んだ。
BMの行為をほぼクロと認識しながら、取引再開を主導した、そんな記録が社内の議事録に残っていたのだという。直接の意思決定に関わりがなければそう簡単にトップの首までは届かなかったのだろう。
その議事録は、死命を制する紙なのである。トップというのは、万が一のコレがあるから、厳しい仕事だなとつくづく思う。別に白川さんを庇っているわけではないし、経営判断を誤ったという彼の言は正にそうだと思うのだが、なにが分水嶺なのかをそのときに判断するのは本当に難しいと思うのだ、一般論として。

日本風力開発のニュースも多い。
まあ、事柄としては弁解の余地なしという感じだが、贈収賄成立の決め手は、「依頼して国会質問をしてもらった」という内容の、社長が社内向けに書いたメールだそうだ。本人はきっとこんなことに繋がるとは微塵も思わずに書いたのだろう。

何が言いたいかというと、これから更におじさんになるにあたって、身を律しなければいけないのだなということだ。

ぼくは、今のお役においては、ほんとうに腰が抜けるほどの金額を自分のチームで管理している。
頭の何処かには、常に立場というものを考えなければならなくなりつつあるのだなあ、おじさんになっちまっただよ、と思うのだ。