ゆうて いみや おうきむ
こうほ りいゆ うじとり
やまあ きらぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ

ちょっとこれは長過ぎ。
ぼくの復活の呪文は、「健康と活力」である。
なにごとも、いっちょうやったろうか、という気持ちが戻ってきた。

あれから、約11ヶ月が経った。
自主的に軽いジョギングと軽い筋トレが出来るようになったのだ。

夏前にはある程度仕事ができるくらいには戻っていたけれど、自分からなにかやりたいではなく、とにかく潰れないように気を遣いながら、流れていく仕事をやってきたに過ぎなかった。
常にエンジンブレーキを意識しながら、最小限のアクセルで前に進むような状態というか。

だから、必要不可欠なこと以外、つまり仕事と子育て以外には体力を振り向けてこなかった。
意識的にそうしていたし、自然にそうなっていたともいえる。

久しぶりに再開した冬のジョギングは、家を出たところでぐわっと冷たい空気を肺に取り込んで、しばらく忘れていた、春の雪山に登ったときのような、ここちのよさを感じた。

心地がよくなって、それからあとはレッチリのCalifornicationを聞きながら運動をした。
こんなん聞いたのいつ以来か。
ぼくにとっては、元気になっていないと聴けない類のヤツなので、次の段階(元に戻ったと言っていい段階)に進んだと言っていいような気がする。

一年は長かったような、短かったような。

復活の呪文もCalifornicationも、若い子たちにはわからないだろうね。

一年毎の積み重ねは、もう40を重ねた地層になっている。
暮れゆく2021年は、いくつかある、しおりを挟んでおきたい、自分にとっての重要な層だった気がする。