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メガネレンズやサングラスのUVカットで「UV400」など表記を見かけませんか?
この400とは何なのか?
「UV380,UV400,UV420」このUVカットの種類の違いについて解説いたします!
では先に結論からいいますと、UV380,UV400,UV420の違いは400nm~420nmの高エネルギー可視光線のカット率の違いです。
これだけ聞くと何の事かわからないですよね、では一つずつ解説していきます。
まずは可視光線について解説いたします。
可視光線とは、目で見える光の事を言います。
では下に図をだします、こちらを見ながら読んでいただけるとわかりやすいと思います。
光とは電磁波の中の380nm~780nmの波長の事をいいます。
nm(ナノメートル)とは波長を表す単位です。
つまり電磁波の中の380nm~780nmの波長の事を可視光線いわゆる光といいます。まあ早い話が可視光線とはみなさんがいつも見てる光の事です。
この可視光線は7つの色に分類されます。
波長の長いほうから、「赤、橙色、黄色、緑、青、藍色、紫」の7色に分類されます、これを、「せきとうおうりょくせいらんし」なんて言ったりします。
この可視光線の紫よりも短い波長、380nm以下の波長を紫外線といって赤よりも長い波長、780nm以上の波長を赤外線といいます。
紫外線や赤外線は可視光線の範囲の波長ではないので、目には見えないです
ちなみに青、藍色、紫の380nm~500nmまでの光をブルーライトといいます。
ブルーライトについてはまた別の記事で詳しく解説していきます。
これでなんとなくピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、「UV380,UV400,UV420」の数字の部分は可視光線の中の波長の数字なんですね。380nm,400nm,420nmの、どこからカットが始まっているかという意味になってます。
つまりUV380,UV400,UV420の違いは400nm~420nmのカット率の違いになります。
○UV380は、380nm以下の紫外線をおおよそ90%以上カット。
○UV400は、380nm以下の紫外線を99.9%カット、400nmも大幅にカットしてます、ただ、400nmに関しては99.9%カットとかではなく、あくまで大幅カットです、70%ぐらいカットしてるというふうに僕は聞いたんですけど、この70%という数字に関しては正確かどうかわからないですが、いずれ大幅にカットしているというふうに考えてもらえれば間違いないかなと思います。
○UV420は、380nm以下の紫外線100%カット、400nmこれも99.9%カット、大幅カットではなくしっかりカットですね、420nmも大幅カットになります。
ちなみに380nm以下の紫外線100%カットってなってるのですが、ここに関してはUV400と一緒だと思ってていいかなと思います。
そして、このUV420なのですが、ものによって420nmのカット率が変わるようなんですね、420nmを60%カットのものだったり、80%カットのものだったりします。
これがUV380,UV400,UV420の違いになります。
では、なぜ400nm~420nmをカットするのかというところなのですが、
今ではこの400nm~420nmも目に良くないと言われているんですね、
なので「380nm以下だけではなく、400nm~420nmもしっかりカットしたほうがいいですよ」と言うことなんですね。
あと今では「400nmも紫外線」と言われてたりするんですね、
でもUV380だと400nmはカットできないし、UV400でも400nmを99.9%カットまではできない、
なので「UV420で400nmまで99.9%しっかりカットしましょう」という事でした。
ただ上記で説明しているカット率に関しては、今一般的言われてる話であって、専門家からするとまたちょっと違ったりするみたいですので、あくまで、今一般的に言われている事として聞いていただければと思います。
そして今主流なのはUV400で、ほとんどのメガネレンズはこれが標準装備で付いてます。
たまにグレードの低いレンズでUV380のものも販売はされています。
なのでUV380が付いてたらちょっとグレードが低いレンズだと思っていいと思います。
UV420はほぼオプション料金、追加料金がかかる場合が多いですね。
ここまででなにかご質問などございましたら、コメントにてお気軽にご質問ください。
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