男性への問題提起と取られるようなタイトルだけどそうでもない。

女性へのメッセージもありつつのちょっと重たいお話です。


初めて目撃した時の事。

その場ではなく駅員さんに捕らえられている男性、泣いている女性。

本当にそうだったのかは目撃していない。

扉もひとつ分の距離だったけどそんな騒動起きていたのは気付いていなくて

場面だけで勝手に決め付けてイラ付いてしまったおいら。


あたしは多分平気でコノヤロって言えちゃうって書いてる。

実際にそうでしょうね。

以前もこんなだったし→こちら


もちろん性がからんだらそうもいかんでしょって思うかもだけど

あたしは変わらない。

女性がそういう場面でなぜ恥ずかしいって思うだろうか。

もちろん触られていたってだけで恥ずかしいと思う人も大半だろうし

訴えた所で根堀り葉堀り事情聴取されるし、こっちの落ち度はなくとも汚れ物扱いされる

・・・・イメージがある。

実際にそういう視点の方も多いでしょう。

あたしも元々はそうだったし。



そこで本題

あたしは目撃した日は扉ひとつ分距離が足りなくて助けてあげられなかった悔しさ、

ふてぶてしい男の姿を見て『ブラックともちゃん(面倒なので本名より抜粋)』が降臨しちゃった訳だ。

ぶつけようのない悔しさや怒りがこみ上げて1時間以上なだめるのに大変だった。


その1時間に思ったこと

「おとなしくしてるからって調子にのりやがって!」

「やるならやるで(それも良くないけど)人選べ!」

「男性と話すのもできなくなったりするんだぞ!」

位まで来たところイラつきは性犯罪まで至った。



「感じてたんだろ、じゃねぇよ。防衛本能が働いただけじゃ!」



どういうことって?

女性の体は感じても感じなくても苦痛を和らげる為に

本能で分泌物を出させるようにできている。

だから濡れた=良かったって方程式にはならない事もある。

でもそれを知らない女性は濡れた自分を責めたりして余計に追い詰めたりする。


一般的に通例としてあげられるのは男性と触れられないとか

会話すら怖いとかでしょうが実はそれだけでは済まされない。


色々治癒してきて嫌悪感が和らいでようやく愛する人と触れ合えるようになった。

だとしてもまだまだ問題は残っているのだ。

一度強い刺激で分泌を覚えてしまった体は反応が鈍くなる。

それによってまた行為が苦痛になってくるのだ。

だって潤滑にならないからね。

※自分でや相手の開発によってはちょっとした事で感じるようにもできるけども

今回は苦痛に限っての話でっていうことで。


そして自分の苦痛と相手も気持ちよくないかもと悩み苦しみがまだ残っているだけなのに

また自分を責めてギクシャクしちゃう。

本当はその女性のせいではなくその体にした悪者は犯人なのに。

男性も事情を知っていたとしても「俺じゃ治せないのか?」と自信をなくす。

また負の連鎖がここでも起こるわけ。


かといって「あたしもう刺激的じゃなきゃ駄目みたいだから過激にしよう!」なんて

いえる女子はほとんどいないだろうし

もし言えたとしてもどれくらいの男性が引かずに同意するのか・・・。

これはあたしは女性なので想像もつかない。

ってか今回のケース関係ナシに女子提案でどこまでついていくのかも気になるが(苦笑)



まぁ、世間一般で思われているより影響はかなり大幅なものになるということ。

そして男性はもちろん、

女性も万が一そういう場面に相対してしまっても貴方のせいじゃない。

人間の体がそういう風になってしまってんですから。


それから普段電車内で気を使われている男性諸君。

ほとんどが痴漢と思われないために色々気を使ってますよね。

実は女性専用車両って絶対的に足りないし(今や労働人口も女子の割合多いでしょう)

はしっこが多くて下手したらホーム2往復でっせ。

実際1車両に3~5割女性が乗っているでしょう。

本当に対策立てるなら1輌じゃただの今回の仕分けみたいに見世物でしかない。

まだまだごく1部の人間の為に苦労かけますが辛抱強く頼みます(゚ーÅ)