第89回 都市対抗野球北海道地区予選 二次予選 二日目を観戦してきました。
一次予選(JR北海道と室蘭シャークスはスーパーシード)を突破した４チームによる総当たり、北海道代表のひと枠をかけて戦います。
出場チーム
・札幌市 JR北海道硬式野球クラブ
・室蘭市 室蘭シャークス
・千歳市 航空自衛隊千歳
・千歳市 トランシス
↓二次予選リーグ戦 組み合わせ
第89回 都市対抗野球大会
熱く戦え 社会人野球
～地域・企業に夢と希望を～
本選は7/13(金)から東京ドームで開催されます。
【１日目】
◯JR北海道(①勝)3-0●室蘭シャークス(①敗)
やはり、実力拮抗のこの２チーム。
この試合が事実上の決定戦といっても過言ではないでしょう。
JR北海道武藤(元楽天)と室蘭シャークス瀬川(元日ハム)とNPB経験者(元プロ)で今年から古巣チームに戻った投手同士が先発した試合は武藤から投手コーチ兼任の福山へと完封リレー、JR北海道が3-0で勝利。
航空自衛隊千歳×トランシスは試合途中雨天中止。6/11へ。
２日目
第１試合
◯JR北海道硬式野球クラブ(②勝)9-4●航空自衛隊千歳(①敗)
一回裏千歳
伊賀二点タイムリーヒット先制 2-0
三回表JR
大野逆転スリーランホームラン 3-0
三回裏千歳
佐藤大 同点ソロホームラン 3-3
四回表JR
増川ライトへ勝ち越しツーランホームラン 5-3
大野押し出し死球 6-3
平野ライトへ二点タイムリーヒット 8-3
ランナー１・３から重盗の間に三走生還 9-3
八回裏JR
伊賀バックスクリーン左にソロホームラン 9-4
球場到着時
あと、四番サードの野沢尚が２失策で懲罰交代。(すねに打球を当てて負傷したのかと思ったら交代してた。)
ほかの方のブログやツイッターでは、福山投手兼任コーチに対するチーム頼り過ぎ説、ピリッとしない投手、選手をスパッと代える厳しい采配、と。
去年までチームを支えた本間篤史選手(駒大苫小牧→亜細亜大)が退団したりですが、いくら昨年からクラブチームになったとはいえ、こういうことできる選手層なのが道内社会人野球チームでは、JR北海道だけといえばそうなるのかな。
JR北海道硬式野球クラブ
投手コーチ兼任の福山投手は、法政大→(今はなき)三菱ふそう川崎を経て１０年目のシーズン。
航空自衛隊千歳
ユニフォームの「ＪＡＳＤＦ」とは、
Ｊａｐａｎ
Ａｉｒ
Ｓｅｌｆ
Ｄｅｆｅｎｃｅ
Ｆｏｒｃｅ
好投した奥崎投手は東海大出身の二年目。
八回にバックスクリーン左にソロホームランを放った伊賀選手は横浜創学館→道都大の四年目で主将。
伊賀選手は道都大時代からよく観ている選手でして、すべての立ち振舞いがカッコいいです。
試合終了
この日は６月とは思えないほど寒くて。
円山球場でカレーとそば以外に初めて「醤油ラーメン」食べました。
小学生の頃の給食を思い出しました。
二試合目
◯室蘭シャークス(①勝①敗)×●トランシス(①敗)
トランシス
去年まで在籍していた駒大苫小牧Ｖ１メンバーの岩田選手は引退されました。
昨年のクラブ選手権予選、対ウィード白老戦での激アツプレーは忘れません。
また、今年から昨年まで札幌大学のマネージャーとして活躍されていた菅原楓さんが入りました(↓写真右端)。
室蘭シャークス
トランシス(さみしい💧)
第一試合
◯室蘭シャークス(②勝①敗)×●航空自衛隊千歳(②敗)
第二試合
◯JR北海道硬式野球クラブ(③勝)×トランシス(②敗)
JR北海道硬式野球クラブが４年連続となる都市対抗野球本選出場を決めました。
カレーを食べている男性をロックオンする円山カラス(通称ブラック)。
この日は、女の子が食べていたパンを食べている手からそのまま襲い奪っていきました。
投手陣に注目してみました。
No.19福山/右投げ(10年目)
No.11山下/右投げ(1年目)
No.12太田/左投げ(1年目)
No.13川原田/左投げ(1年目)
No.14金澤/左投げ(5年目)
No.15野澤勇/左投げ(2年目)
No.16夏井/左投げ(3年目)
No.17西嶋/右投げ(4年目)
No.18畑木/右投げ(2年目)
No.20武藤/右投げ(3年目)
No.21和田/右投げ(2年目)
投手11人中、右投げ６人・左投げ５人となっています。
今年は札幌学生野球一部で活躍した、山下投手と太田投手、二部から川原田投手が加入しました。
若手投手陣の底上げに期待したいです。
また、私自身、基本的には学生スポーツが好きなのですが、この都市対抗野球と日本選手権は観ています。
本州と比べるとやはりチーム数が少ないなど盛り上がらないのかもしれません。
逆に本州、特に関東・関西は都市対抗本選に出場するまでし烈な予選を戦い、有名企業のチームでさえ予選敗退もありという。
そんな中、北海道で「北海道ガス硬式野球部(通称北ガス野球部)」が創設されました。
お高い会社なのでこれからどういう雰囲気のチームになるのか、会社・社員だけが応援するチームになるのか、それとも野球観戦者やファンにも応援されるチームになるのか。
その辺りにも注目しながら北海道の社会人野球を見ていきたいです。
最後に、あるチームの中に大学時代から気になって応援している選手がいます。
その選手はオフシーズンに肘の手術を行いました。
この日、ビデオ係として彼の姿がありました。
顔は日に焼けていました。
試合終了後、チームバスに道具を運んでいたり弁当をチームメイトを渡す姿を見ました。
リハビリは辛いだろうけど、私は君の投げる姿がまた観たい。
諦めずに腐らずに頑張れ！
JR北海道硬式野球クラブ中浦捕手
(伊賀頼むぜの声あり)
航空自衛隊千歳佐藤大捕手