毎日、見惚れていたって
見飽きることなんてないよ

もう、二つの冬を越えての
お目覚めじゃないかい

焦らされたからじゃないよ
君は、ほんとに綺麗だよ


Helleborus foetidus “Gold Bullion”




みなさん
こんにちは
🌿🍀🌱

土のない家
マンションに越してから
半年が経ちました・・


30年の時を経た、あの庭は
そこかしこが・・
小さな自然に溢れていました


生命の連鎖
食物連鎖って言うのか


かすんでしょぼい
僕の脳では
予期することも出来ない
驚きに満ち溢れていました




強い陽射しを求められない
この場所を気に入ってくれたのかい





庭を歩けば、いつも
miracleにつまづき


驚いて見つめれば
wonderに心震え


そんな居場所を離れて
土や木々や花々から別れて


どんな日々が
待っているのだろう


あ〜だとも考え
こ〜だとも考え
そうだとも考え


妻と二人だけになった
空部屋だらけの家を眺めては


脳裏に去来する
これまでの庭の残像を


振り払っては
悩んだ日々でした




職場玄関のお立ち台を
飾ってくれている”枝垂れ梅“







今、こうして
春の息吹を感じ
あの庭での幸福を思い出し


庭を引き継いでもらえる
良き人たちに出会えたことを


しみじみと幸せに
感じられるようになりました


良き便りを
何度かいただき


あの庭を眺めたい
衝動には駆られましたが


あたかも
別れた女性への未練のように


シトシトと
何処か、心の中は
雨模様だったのかも
しれません




たゆまぬ、品種改良が
繰り返される
”クリスマス ローズ“

人の夢は限りないなあ




でも
お連れした鉢花や


思い出を求めた
新しい花や花木が


日々の気持ちに
寄り添ってくれて


いつしか
霧雨からの小糠雨も止み


温かくて明るい陽射しが
心の雲間に射し始めました




長く咲き続ける“満月蝋梅”


そして、開き始めた
Lepto spermum
“ギョリュウバイ“

 



そうだなあ
あの娘は冬を越せたかな


北の花壇の球根たちは
そろそろモリモリだろうか


東の小径の宿根草たちは
元気にしてるかな


南の庭の薔薇たちは
力を漲らせているかな



庭の、あの香りが忘れられず
小さな鉢をこしらえて・・

沈丁花の香りが開きました




球根を植え込んでから
4ヶ月が経ちました

まるで恋人のように揺れあう
“アネモネ”に妬いてしまいます



うんうん
そろそろ、いいな


あの庭の彼女たちに
逢いに行きたいな


きっと、今なら
未練たらしくもなく


君たちのSmileを
喜べる気がするな


そして、微笑み返せる
気がするよ



職場の窓辺に
置き忘れられたかのような

Dendrobium Angel Baby
“グリーン 愛”

そっと、主張してくれました

その
透けるような花弁に
愛おしさを感じます








ご覧いただき
ありがとうございます
🤍





バイバイバイバイバイバイ