フリーランスの翻訳者としてお仕事をスタートする際、
最初から取引先があるわけでなければ、翻訳会社に在宅翻訳者として
登録します。
その際トライアルと呼ばれる翻訳試験を受けます。
私は恥ずかしながらいまだに10割合格することはできません。
また、合格してもそれきりオシゴトの依頼の無い場合も多々あります。
逆に、トライアルなしで登録してもらえることもあり、
そういうエージェンシーの方がお仕事をもらえることが多いです。
翻訳者の募集は、翻訳者ディレクトリのサイトを使ったり、単純にGoogleで
「在宅翻訳者 募集」として探すこともあります。
私はトライアル合格のコツを言えるほどの技術は持ち合わせてませんが、
コツをまとめた本も出版されています。
トライアル現場主義!―売れる翻訳者へのショートカット/近藤 哲史
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ひとつ注意しないといけないのが、ごくたまに無償トライアルと称して
実際の案件を翻訳させようとするとんでもない業者がいること!
先日翻訳者ディレクトリで募集案件のあったある業者に連絡したところ、
ある商品のパッケージまるごと英訳するというトライアルが送られてきて、
これはあやしい!とピンときました。
翻訳者ディレクトリの管理人さんに問い合わせたところ、確かに怪しい業者として
マークしているのだけど、それが不当であるとこの時点では証明出来ないから
掲載拒否できない、翻訳者側で注意して欲しいとのこと。
ええ~!わたしみたいにトライアルナン十回と受けてる人ならともかく、
経験浅い人ならだまされちゃうよ!!(((( ;°Д°))))
というわけで、あんまり長いトライアルにはご注意下さい。
たいていはA4原稿の1/3~1/2くらい、いかにも定型原稿的な
ものが出題されます。
やたら長いとか、受験者ごとに内容が違うようなトライアルは
原稿見た時点で断ってくださいね!