在宅翻訳者になる場合、たいていはトライアルという試験に合格して
翻訳会社に登録する形になりますが、私の在宅デビューはトライアルを
受けることがありませんでした。
というのも、社内翻訳で派遣元であった翻訳会社から直接オファーがあったから。
その当時は勤めていた複写機メーカーの社内翻訳者さんが処理しきれなかった
文書が回ってくることがあったのです。
(残念ながら今ではすっかりなくなってしまいましたが・・・)
その翻訳会社には、「なんでもやります!」とアピールしてたので、
いろいろ珍しい案件も回してもらいました。
蝶の研究論文とか、仏教の一宗派の研究書物とか、
一度だけ、大学教授のスピーチのテープ起こしを受けたことも(;^_^A
(あれはほんとに大変でした!!!)
和訳を受けることもありましたが、多分、私よりずっと和訳ができる翻訳者の方が
多いからか、英訳の案件を頂くことが多かったです。
在宅翻訳を始めて思ったのが、フリーランスだと平日遊びに行ける、って
わけでもないんだな、ってことです。
そもそも依頼してくる会社さんは平日に営業しているわけで、
翻訳の依頼は平日ですし、しかも昼ごろ電話がかかってきて
「18時までに!」とか、夕方依頼されて「明朝までに!」という
納期の短い案件が多く、仕事を逃さないためには外出していられないな、
と実感しました。
長い間発注いただいていたんですが、今は事務所への以来自体が激減したとかで、
私のほうに回ってくることもほとんどなくなってしまいました・・・(/_;)/~~
会社のホームページがいつの間にか閉鎖してて心配したけど賀状は
来てました。また景気良くなったらお願いされたいです。