社内翻訳者の実際 その2 | フリーランス個人翻訳者★翻訳講師の教えるビジネス英語とグローバル会話術★英語のオシゴト★

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ビジネス翻訳・通訳の経験を踏まえて、母国語が英語でない者同士でも通じやすい英語表現や、多様な文化に柔軟に対応するための心構えをお伝えします。翻訳指導講座やTOEICスコアもアップするビジネス英語講座や接客英語指導も開催♪

今働いているところは文具メーカーの生産部門です。
パートタイマーなので在宅の仕事もできるのです(^-^)/

仕事内容は中国や台湾、香港、韓国などの下請け工場への
開発や生産・品質管理の指示をメールやチャットで行うことです。
(英語で・・・職場には台湾人の子もいるんですが、英語でできるとこは
私が対応してます)

また、相手先から提出されたMSDSや試験報告書の和訳もしています。

海外から取引先が来た際の、会議の逐次通訳もやります。
最初はさすがにどきどきものでしたが、台湾人など、お互い母国語で
ない同士なので、易しい英語を使うので大丈夫。
会議後は議事録を英訳して相手先にも送っています。

でまあ、毎日のメールの訳はわりとあっさり終わってしまうので
空き時間には輸入書類のデータ入力をしたり、会社が少しだけ
輸出しているので、InvoiceやPacking listなど、貿易書類の
作成も、発注があればします。

今の職場では電話も普通の事務の人のように取っています。
翻訳というより、英文事務の仕事に近いですね。

少ししか翻訳案件が発生しないオフィスでは翻訳会社に依頼を
するので、パートタイマーの募集はなかなかないですが、
皆無ではないので、フルタイムで働けない翻訳者志望の方は、
根気よく探すしかないですね。ちなみにこの募集はハローワークで見つけました。

一方、正社員の社内翻訳も募集されています。
翻訳会社や、特許事務所などです。
翻訳会社は、最初はチェッカーのお仕事が多いようです。
特許事務所は当然外国出願のための翻訳の仕事で、
特許文書のみを集中してやるようです。
どちらも数年勤めた後、実力が認められればフリーランスとして
お仕事をもらうようになるようです。
どちらも残業が結構あると聞きます。独身の方に向きですね。