社内翻訳者VSフリーランス翻訳者 | フリーランス個人翻訳者★翻訳講師の教えるビジネス英語とグローバル会話術★英語のオシゴト★

フリーランス個人翻訳者★翻訳講師の教えるビジネス英語とグローバル会話術★英語のオシゴト★

ビジネス翻訳・通訳の経験を踏まえて、母国語が英語でない者同士でも通じやすい英語表現や、多様な文化に柔軟に対応するための心構えをお伝えします。翻訳指導講座やTOEICスコアもアップするビジネス英語講座や接客英語指導も開催♪

翻訳の仕事のスタイルは、会社勤めの社内翻訳者とフリーランス(在宅)翻訳者に別れます。
分野に関してはかなり細かに分かれるのですが、スタイルはこの2つだけ。

私は両方経験していますが、どちらもメリットとデメリットがあります。

社内翻訳は、毎月の収入が安定しており、勤め先の取り扱い分野の
専門を極めることができます。
同僚との交流もあります。

一方、たいていはフルタイムでの勤務となるので、女性の場合、家庭との両立が
難しい人もいます。
また、いくら翻訳の出来が良くても、なかなか評価につながらない部分もあります。

実際、社内翻訳者は派遣社員などでの募集が多く、ボーナスもなく
何年も昇給のないまま働いている人たちを、私も知っています。

フリーランスは時間的には割りと融通が利きます。
自分で決めた時間に働けば、平日の昼間のお出かけも自由です。

ただし仕事はたいていの場合確約されていないので
(月報など定期的に発生するものもありますが)
月々の収入が一定ではありません。

たいていの翻訳者は案件募集サイトなどで自ら仕事を探していますが、
お客様から指名され、年収1千万円以上のスーパー翻訳者になれる
可能性も、少ないけれどあります。

けれど、幅広い分野の仕事を受ける機会もあります。

一方、家でひとりで仕事をする孤独感を感じることもあります。


フリーランスの場合、知人からの直接取引を除いては、翻訳会社などのエージェンシーに
登録し、お仕事を紹介してもらうことになります。
登録にはトライアルというテストを受けて合格することを条件にしている
エージェンシーが多いですが、その際何年以上かの翻訳者としての経験も
条件としているところが多いです。

ですからたいていのフリーランスは社内翻訳者をへて独立する人が
多いです。