愛しの♥ばばちゃま

愛しの♥ばばちゃま

おばあちゃん大好きだった私が、彼女の望みを叶えるために看護師になり、そして行き着いたのが老人看護、認知症の人達の心のケアでした。

刑事さんから、父や私に事情聴取があり警察署へ行かなくてはなりませんでした。


コンビニでおにぎりを買い、急いで口へ放り込み車で向かいました。


父も私もまだ興奮しており、母から受けた暴行について聞きました。

原因はやはり通帳のことでした。


両親の財政管理は全て母が行って来たそうです。共働きでしっかり管理してきたようでした。


それが5年前の母の入院後からだんだん物忘れが出始め、介護ヘルパーの仕事をしていましたが日付けが分からなくなり、いつも父がスケジュール管理をしていました。

最近では仕事の送迎を父が行い、火の元や施錠確認などを手助けしていました。


そして手の怪我から認知能力が低下し、通帳を置き忘れたり無くしたら大変なことになると父と私で話し合い、せめて父の通帳だけでも返してもらうように話したことから母の攻撃は始まりました。(以前、実際に通帳をしまい込み、無くしたと大騒ぎして再発行してもらったそうです)



あんたに任せたら皆使ってしまう‼️


その一点張りで愛用のリュックサックに通帳印鑑をしまい込み、片時も離さない状態でした。

どうしたものかと父と相談しましたが良い案は浮かばずショボーン


一旦は父の説得で返してくれたようでしたが、その事でさらに暴言がヒートアップし、たまりかねた父は母へ返したそうです。

怒りが収まるかと思いきや、その出来事から易怒性がさらに増幅しました。

今になり振り返ると、これが私たちの誤算だったのだと思います。



警察での父の事情聴取は2時間を超えました。85歳の父にはかなり堪えたと思います。

私も1時間半拘束されました。父と私の話の整合性の確認や、事件の成り行きをパソコンに刑事さんが入力していました。

終わったのはもう18時を過ぎていたように思います。


父も私もかなり疲れていました。

その日の夜のことは私も覚えていません。

ただ私が母を刑務所に送ってしまったという事実が重くのしかかり、果たして私の行ったことは正解だったのだろうか、これが両親にとっての、最善策だったのだろうか…。心が苛まれて、様々な感情が入り乱れ感情のコントロールができなくなるほど落ち込みました。沢山泣きました😭

私を睨みつける母の顔を思い出しまた泣いて。


それでも唯一、父が無事でよかったえーん

それだけが救いでした…。