今から1ヶ月ぐらい前から、急遽お稲荷さんのお世話をすことになりました。


(朝夕のお供えと境内の掃除を毎日してます)



ことの始まりは2/12に執り行われた初午祭(お稲荷さんにまつわる御神事)がきっかけです。









ぼくは三重県津市在住で、氏神様は高茶屋神社です。普段は氏神様(高茶屋神社)に週3〜5ぐらいでお参りし、境内の掃除もしています。よく、宮司さんや奥様とも一緒に掃除したりしています。


宮司さんとも大の仲良しで(勝手に言ってますw)、行くたびに社務所に上がってはコーヒーを勝手に入れさせてもらったり、くつろがせてもらったり、果ては授与所の御札や御守りも参拝者が訪れた際、授与の対応して接客させてもらってます。あ、ボランティアでやってるのでお構いなく。


話がそれた(笑)


その宮司さんが年に一度、初午祭(お稲荷にまつわる御神事)を執り行うお稲荷さんが自宅から徒歩3分のところにございまして…。(部屋の窓から見える)




御劔稲荷大明神(みつるぎいなりだいみょうじん)。ぼくの予想では、恐らく伏見稲荷大社から勧請したのではないかと思われる。予想ですけどね。


(後日調べましたが、やはりこの説は濃厚)




しめ縄と紙垂はぼくが作りました。なんか、お稲荷さんがほしいって言ってたので。装着したら大喜び。


この地に居坐り、100年以上経つらしいです。それなりに古いらしいですよ。


ですが、ここにはとても可愛いキュートな御眷属様(お狐さん)がいらっしゃるようで、初めてお酒をおちょこに入れてお供えした際、とても喜んでクルンクルンと回ってはしゃいでる姿が脳裏に飛び込んできました。


飼い主に会えた時の愛犬みたいな(例えです)。


と同時に感情が伝わってきて、胸が締め付けられるような思いになりました。


言葉で説明すると難しいのですが、悲しいような、泣けるような、それでも凄く嬉しい「やっと会えたね」みたいな。胸キュンして恋に落ちる瞬間と言ったら伝わりますかね、すごく胸がギューっと締め付けられるような、そんな愛しい気持ちになり、溺愛しました(笑)


隣の家に、ご高齢の夫婦がいらっしゃり、毎日水道も貸してくれますし、行くと必ず挨拶して話すようになったので、それも良い縁だなぁと思います。


まさか高茶屋神社以外に、氏神様的な?存在の神様がいることに驚きましたが、毎日お世話をできるのがとても嬉しいです。


ここ自体は国道の少し入ったところにあるので、栄えてはいますが、元々は森と山に囲まれた土地で村があった場所です。その頃は、村で大切に大切にされていた氏神様らしいです。


ん?


ということは本来の氏神様はこっちじゃないのかな?とも思いました。ただ、村社か、個人でお祀りしているサイズの規模感なので、中々情報もなく難しいですけどね。


でも、氏神様の高茶屋神社の宮司さんが関わってる時点でかなり縁のあるお稲荷さんです。


この地区の自治会の方々が大切にされてるとはおっしゃるものの、榊は毎月一日しか変えないし、お供えなども普段はしない。


これは決して責めてるわけではなく、お稲荷さんは人間以上に感情豊かで、意思がハッキリとした神様です。なので、放ったらかしたら可哀想だなと思って。。


初午祭以降、確認したらちゃーんと神様がここにいるのがわかったので、いてもたってもいられずお世話することになりました。自治会の方、近所のご夫婦から許可をいただいたので、朝夕は挨拶に行き、お供えは毎日して、榊の水の交換、祝詞の奏上はもちろん。




敷地内の掃除もしています。





自宅の神棚以外で、本物のお御霊が宿るお社のお世話が毎日できるなんて夢のようです。


今年に入ってからこういう大なり小なりいくつも夢が叶ってます。これも神社に関わってるおかげかなぁとも思ったり。


神仏の存在はありがたいですね。


明日は天気が回復するので、朝から御劔稲荷さんのお供えと掃除に行こうと思います。



この太陽、よく見ると🦊の横顔に見えませんか?御劔稲荷さんのお供えとお掃除を終えて、自宅の窓から御劔稲荷さんのお社の方を眺めてたら出てました。