お客様から戴いたお話です。
主役のAさんは七十三才の女性です。
みなさんも腰が痛い、足が痛い、など身体のあちらこちらに痛みを抱えておられる方も多いと思います。
最近はは接骨院などの治療をしてくれる所がたくさんあって、みなさんいろいろいってはります。
Aさんもつらい腰痛があるので、週に一回通う接骨院があります。
そこは最近開院した所で、壁や床も真っ白。カーテンも真っ白でとても清潔感のある部屋でした。その時期は夏の暑い日の午後で、いい感じでエアコンが効いて、真っ白の部屋がとても涼しそうでした。
治療院によくある感じのお部屋で、ちょっと広めのスペースにカーテンで間仕切りをして三つほどのベッドがあります。その日は患者さんが二人が横になって治療していました。
Aさんはベッドに横になると先生に電気の治療器具を腰にセットしてもらい、スイッチオン。いつもの腰痛治療が始まりました。するとカーテンの向こう側から「ゴーゴー」「スースー」寝息やいびきが聞こえてきました。静かで真っ白の部屋、エアコンも程よく効いて電気治療の気持ちよさもあり、Aさんもいつの間にか寝てしまいました。
しばらくして、フッといつもより深い眠りから目が覚めると、目に入るすべてのものが真っ白。その上すごく静かで物音ひとつ聞こえません。Aさんは思いました。「私、死んだな。」キョロキョロと周りを見ても真っ白。「やっぱり死んだんだ。」ココは天国?それとも地獄?どっちやろか。いやー死んだらこうなるんや。三途の川はこれから渡るのかな。と考えてると、シャーとカーテンが開いて「Aさん、起きはった。よー寝てたなぁ」と先生が入って来た。「私、生きとった」と思った途端にココは接骨院だったと思い出しました。
よほど気持ちのよい、天国のような深い眠りだったんでしょうね。
