~致知出版社が贈る人生を養う言葉~
発行 (株)致知出版社
君子の交(まじわり)は淡(あわ)くして水の如く、
小人(しょうじん)の交は濃くして醴(あまざけ)の如し。
その味も知るべし。
君子道義の交は、淡き故に久しうして変ぜず、
小人利欲の交は濃き故に久しからずして変ず。
【訳】
心ある立派な人の交際というのは、
さっぱりとしていて、水のようである。
つまらない人間のそれは、
濃厚で、甘酒のようである。
これをもって、交際のあり方を知るべきである。
君子の、人としてのあるべき正しい道にかなった交際は、
さっぱりとしているが故に、
長期にわたり、変わることがない。
小人の利益や私欲を目的とした交際は、
濃厚であるが故に、却って長続きせず、
すぐに変わってしまう。
『吉田松陰一日一言』より(致知出版社刊)
