モチロンSPEC大好きなのスが、清洲会議はまた方向性が違う作品で…こちらも大好き!
ま単純にこの時代が好きなのだけど…キャラクターが完ぺき!ま少々デフォルメし過ぎな感はありますが、エンターテイメントでもあるので!それより登場人物の捉え方がホント本質を掴んでるのだ!
鬼柴田・瓶割り柴田と勇猛を称えられた織田家筆頭家老の柴田勝家公…私の印象では戦場とは違いお人よしで甘さが遺る人物なのだ!実直で素直な所が信長にとって使い勝手が良かった所なのだろうけど、時流を読む目に長けていたとは思えない…てか銃後では受け身に回りかちのよな…清洲会議から賤ヶ岳にかけてはこの要素が色濃く出てしまう…筆頭家老にも関わらず、また会議の主催者なのに丹羽・池田の両氏を取り込めなかったのは、如何に秀吉公の取り込みが激しかったにせよ不覚と言うか、後手の感は免れない…また領地切り取りも実質的には秀吉公有利だったよな…秀吉公は身分の低い生まれで、反感も相当あったようなのに反対派を取りまとめられなかったのは、厳然たる事実である…またせっかく切り取った長浜城には養子の勝政…自らは等しく愛情を注いでいたつもりなのだとは思うけど、甥っ子の佐久間盛政の武勇を愛でて誤解を招いてしまったのは、その後の歴史から考えると事実に近いのではないか…その盛政も統率しきれず賤ヶ岳の大きな敗因に…またそも清洲会議でお市の方が勝家公に嫁いだのを斡旋したのは、最近では秀吉との説も有力なのだとか。秀吉は後にお市の子、淀を側室に迎え寵愛する事を考えれば、秀吉にとってもお市の方は憧れの方だったはず。しかし秀吉は天下の為には憧れのお市の方すら手段として否定してなかったのでは!?要するに秀吉のが天下に対し遥かに積極的で、手段を選ばなかった結果の勝利だったのだと思う…勝家さん間違いなく良い人だったのだとは思うけど…役所さんは豪放だけどお人よし過ぎる勝家を熱演!
また丹羽長秀公は私の印象では、山崎の合戦でもう「あぁ、こいつの時代なんだなぁ…」と言うような諦めに近い感情があったんでは!?と想像してました。でないと清洲でそんな決断は出来ないんじゃないかと…この映画でも、クライマックスに向け何時意を決するのか、決断まで固唾を呑むよな、凄い重い状況を小日向さんが圧倒します!その後賤ヶ岳で長秀は勝家にとどめを刺す軍功ある事、長秀があらゆる意味で勝家に引導を渡したと言えます…亡くなった原因が胃がんらしい事を考えると、長秀公の苦悩が思い忍ばれるのだ…
秀吉公はこの頃までも毅然とした決断…時に残酷な程の決定も厭わないようになって来てるけど…信長公に倣い、天下を治めるにはそれだけの処断が必要なのだとの決意を感じられるのす。清洲での荒業を完成させる為には「人たらし」と呼ばれる天性の愛嬌だけでは到底足らないだろし、「何か」によってそれを埋めた結果の勝利なのだと思う!元々極めて合理的な思考の持ち主が、「攻めて」奪い、諸将を靡き臥せたのだ!大泉さんはかなり「凄み」が出てきた秀吉をホントチャーミングにも演じられてて、正に「人たらし」の面目躍如だったのだ!
そして佐藤浩一さん…私ゃ清洲会議での池田恒興公に関してほとんど何も知らなかったのスが、もぅ最高!ってか佐藤浩一さんこんな役に使うの三谷さんの他にいないよなぁ!ハッキリ言ってズルい!
でパンフレット読んでたら三谷さんホント造り込んでらしたのだなと…凄いです!正直気付く間もなく物語に引き込まれてた!でもこれこそ賛辞の言葉としたい!ってか素人が演出意図気になるとしたら、もはやその作品はつまらないモノだと思うから!知らないうちに三谷マジックにはめ込まれてたのだけど、それは素人の私には知り得ないような細心の演出の結果なればこそだったのだ!
しかし三介様バカにし過ぎでは!?大爆笑したけど!鈴木京香さんのお市の方は歴代最高だと確信します!素晴らしい!