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個人的にゃ凄く良かった!


批判を恐れず言ってしまえばこの物語はどこまでも、当麻ちゃんと瀬文君の話なのである。

それ以外は飾りと言ってしまうと言い過ぎかも知れないけど、物語の枠組みに過ぎない。


利己的な考えを「利己的で良くない」と批判する者の論拠がまた、利己的なものなのだ。

世の中の対立は多分に洩れず「エゴとエゴのぶつかり合い」でしかない。


要するにセカイの主張には矛盾があるのだ。

卑弥呼はそれを指摘しているのだ。

われわれ先人類は淘汰されるべくして淘汰されたのでは?と。


今の人類が正しいかどうか、そもそも「正しい」とはどの視点からの判断なのか?

当麻ちゃんや瀬文君たちはそれを深く考えてる訳ではないけど、ただ守るべきものを守ろうとしただけではないか?彼らはひたすら、命に代えてでもただ愛すべきものを守ろうとしていただけなのだ。


当麻ちゃんと瀬文君は、最終的に凄く深いレベルでつながりあえるようになってた。

それだけに瀬文君が当麻ちゃんを「救済」せねばならない事は、それが唯一の選択であっても中々決断出来ないのが当然に思える。「分かっていても、それは出来ない」事だ。


しかし今回は当麻ちゃん自らの選択としてリミットが効かなくなった左手を解放し、当麻ちゃんの意識が完全である状態で、当麻ちゃんの思いをある意味「成就」させる形であったから、瀬文くんは「救済」する事が出来たのだろう。いずれにせよ、当麻ちゃんは「シンプルプラン」からは逃れられなかったのだとも思う。


最終局面は全面的に切なかった・・・二人はこのような形にしか成りえなかったと思うと、余計に沁みるもんです・・・あのシーンは、恐らくシリーズ全体でベストと言って良いのでは!? 入れ込みが激しい人ほど、ヤラれてしまうように思う・・・


までも最後の最後にゃチトビックリ!ってかヤツぁ結局何者だったのか!? 彼は最後まで謎のままだねぇ・・・