先日、音楽評論家やロック系クラブイベント "LONDON NITE (ロンドン・ナイト)" の主催者兼DJとして知られる、大貫憲章さんのやっているラジオ番組、” ロンナイ ” にて、「カバーソングで聴く、BOB MARLEY 」・・・みたいな企画をやっていた。


早い話が、「レゲエの神様、BOB MARLEY の曲をカバーしたミュージシャンの曲を聴いてみよう」・・・という事だ。


この企画、ゲストで来ていた、ロンドン・ナイトDJの人の選曲で構成されていたんだけど、実はこの企画って、

偶然にも自分が先日、番組宛に送ったメールとシンクロする内容だった。


自分が送ったメールの内容は、「夏と言えばレゲエ・・・BOB MARLEY のような本格的なレゲエもいいけど、

ロックバンドがやるレゲエ調の曲を特集して欲しい・・・」・・・みたいな感じで、まあ、正直な所、その時の気分でなんとなく送った内容だった。


で、しばらくして番組名義で、大貫さん本人から返事が返ってきた。


その内容は、自分が番組が終わってすぐにメールを送った事に対して、「君みたいにすぐに反応してくれるリスナーは、今ではほとんどいなくなっちゃったんだよね・・・」・・・みたいな事と、「企画は参考にさせてもらいます」・・・

みたいな内容だった。


この事自体は、実は初めてではなく、以前に携帯からアメブロをやっていた時にも書いた事があるんだけど、

何度かメールを読まれたり、リクエストが採用されたりした事があった。


まあ、全国ネットのラジオではないので、競争率はそれ程でもないんだけど、番組で紹介されなくても、こうやって毎回ではないが、メールの返事をくれる大貫さん・・・。


・・・まさしく、パンク・ロックではないが、”DIY (Do It Yourself)精神” を地で行く、ナイスな人だ。


で、自分の送った企画は、結局実現はしなかったのだが、結果的に、今回のBOB MARLEY の企画が偶然にも近い内容だったのでよかったし、何より嬉しかったのが、大貫さんが番組中に「そう言えば、前にロックなレゲエを特集して欲しいってメールがきてたけど、今回のテーマにピッタリだね~・・・ちょっとそのメール今日持ってくるの忘れたけど・・・」・・・って言ってくれたのだ。


それ聴いた瞬間、「それ、俺やん!!∑(゚Д゚)」・・・と思ったのも束の間、「忘れたんかい!」・・・と突っ込んだのは言うまでもない・・・ガックシ。




まあ、何はともあれ、その時のセットリストを聴いてもらうが、まずはBOB MARLEY のオリジナルを・・・


" REDEMPTION SONG "    BOB MARLEY AND THE WAILERS (1980)

http://jp.youtube.com/watch?v=p7pAvbjChQM&feature=related


ちなみにREDEMPTION とは、”救い” ”解放” などの意味があるそうです。


ちなみに、自分はレゲエというジャンルに特別思い入れがある訳ではないが、この人の音楽は初めて聴いた時から、とてもいいなと思った。


単純にメロディがすごく良いと思う。  ”レゲエ” とか、そういう先入観はなくして聴くべき音楽である。




続いては、今は亡き、元CLASH JOE STRUMMER によるカバーで、彼の遺作となったアルバムから・・・



" REDEMPTION SONG "    JOE STRUMMER AND THE MESCALEROS (2003)

http://jp.youtube.com/watch?v=TRwmZ2bp_B0&feature=related



ラジオで聴いた時もグッときたが、このビデオはヤバい・・・泣きそうになる・・・。


そして、今更ながらJOE STRUMMER という人のヴォーカリストとしての素晴らしさを痛感する。


これはオリジナルを越えたと言ってもいいんじゃないでしょうか。




そして、続いては、NO USE FOR A NAME というアメリカのパンク・バンドによる、パンキッシュなカバーです。



" REDEMPTION SONG "    NO USE FOR A NAME (2000)

http://jp.youtube.com/watch?v=gnEaMwQSbsQ


彼らは、90年代に盛り上がった、いわゆる ”メロコア・ブーム” の頃に活躍し、日本でも人気がありますが、

もう20年くらいのキャリアになる、”ベテラン” と言ってもいい存在です。


最近は、日本のパンク・バンドでも、やたらと何でもかんでもパンク・ヴァージョンでカバーするバンドが多いですが、彼らのこのカバーは、何と言うか、本当にこの曲が好きでカバーしている・・・自分達のルーツなんだ・・・みたいな感じがすごく伝わってくる、とても意味のある素晴らしいカバーだと思う。


こういうのは、原曲のメロディーの躍動感が際立ち、よりわかりやすくなっているので、BOB MARLEY を聴いた事ない人にも彼の曲の良さをわかってもらえると思う。




続いては、BLACK TRAIN JACK というバンドの " ONE LOVE " という曲のカバーだったんですが、この曲は映像がなかったので、割愛します。



そして、トリをかざるのは、以前に紹介した事もある、俺の中の ”No.1パンク・バンド” であるこいつらです・・・



" JOHNNY WAS "    STIFF LITTLE FINGERS (1979)

http://jp.youtube.com/watch?v=YA1WZI58nkM


これに関しては、もう何も言う事はないのだが、あえて言うならば、恐らく彼らの敬愛するCLASH が、いち早く

レゲエ・ソングをカバーしていたのに影響されての事だと思うが、CLASH がわりとストレートにカバーしていたのに対して、彼らは、あくまでロック的解釈でやっているという感じです。


というか、今回初めて原曲を聴いてみて、かなり違うのに驚いた。


これは、ほとんど歌詞だけ借りた別の曲と言ってもいい。


彼らの ”アレンジ能力” の高さを痛感しました。



今回色んなカバーを聴いてみて感じたのは、

やはり、「己のオリジナリティを確立してこそ、他人のカバーが生きてくる」・・・って感じですかね。


・・・そんな風に思っちゃいました。