どうでもいい事だが、最近やっと50アメゴールド貯まりました。
みなさんはどうですか?
それはともかく、今回は、アメリカはミネソタ州ミネアポリス出身の、MATS こと、REPLACEMENTS (リプレイスメンツ) を紹介します。
なぜMATS というのかは、俺も知りません・・・というか俺も知りたいです。 誰か知ってる人いたら教えて下さい。
元の名前と全然関係ないという意味で、”ピーター” と ”池畑慎之介”みたいなもんなんかな・・・。
まあ、それはともかく、彼らの結成は1979年。 ローカルバンドのギタリストだったPaul Westerberg が、Bob とTommy のStinson 兄弟と、ドラマーのChris Mars の仲間に加わる形で結成。
なんと、当時、ベースのTommy 13歳である。
・・・子供やん! さすがアメリカ・・・。
でも、何気に海外のパンク/ハードコア系のバンドって、そういうのがざらにあるのがすごい。
それにしても早すぎると思うが。
という訳で、当初はパンク/ハードコア系のバンドとして、1981年に地元のインディからデビュー。
しかし、徐々に、ブルース、フォーク、カントリー等、様々な音楽からの影響を消化した、より普遍的な”ロックンロール” を追求したスタイルに移行していく事になる。
この辺りは、やはり ”音楽大国アメリカ” といった感じだ。
自分が、初めて彼らの音楽を聴いたのは、これも約10年くらい前で、当時、国内盤で二枚組のベストアルバムが出ていて、名前を聞いた事ある程度だったが、帯に書かれた宣伝文句に惹かれて購入した。
なんて書いてあったかというと・・・「グリーン・デイなど数々の若手バンドに大きな影響を与えたポール・ウェスターバーグ率いるアメリカン・パンク/オルタナティヴ・ロック・シーンのカリスマ、リプレイスメンツの2枚組グレイテスト・ヒッツ!!」・・・原文そのままです。
なんつうか、これ以上ないくらいの褒め言葉である。
ここまで書かれたら、買わない訳にはいかないってもんだろう。
当時、グリーン・デイといったら、飛ぶ鳥を落とす勢いで、そんな彼らが影響を受けたくらいなのだから、さぞかし ”メロコア” な音が出てくるのだろうと、期待に胸を膨らませてCDをデッキにブチ込んだ・・(普通でええやん・・・)
が!しかし!・・・出てきた音は、”メロコア”どころか、パンクの ”パ” の字もない、なんか適度にハードで、適度にメロディアスで、妙にぶっきらぼうな ”普通のロック”だった。 ・・・・・・思わず脱力・・・( ̄▽ ̄)
今聴くと、充分 ”パンク”と言える曲もあるが、少なくとも当時の自分には、若干 ”ユルすぎる” 感じがした。
それもそのはず、このベスト盤、メジャーデビュー後の、音楽性が変わってからの音源のみで構成されていたのだ。
・・・そりゃないぜ、MATS ・・・。
それからは、そのベスト盤を聴く事はほとんどなく、CD棚の中で、忘れ去られた存在になっていた・・・。
それから、何年の月日が流れたのだろう・・・と言うと大げさだが、まあ、何度か引っ張り出して聴く事はあったのだが、どうもいまいちシックリこない・・・。
決して悪くはないのだが、なんかもう一つパンチが足りないというか・・・。
それからは、REPLACEMENTS というバンドは、「ずーっと答えの出ないバンド」として、自分の中で折り合いを付けられないでいた。
その間も、自分なりに色んな音楽を聴いて、自分の中の音楽的キャパシティを拡げていった訳だが、そんな中で気づいた事は、音楽って、ある程度 ”段階” を踏んで聴いていかないとダメだという事。
”ダメ” というか、そうやって聴かないと、その音楽の持つ本来の”意味”を見失ってしまう恐れがある。
つまり、これは音楽に限らず、全ての物事にも当てはまるかもしれないが、「順序立てて聴く」と言ったらいいかな。
ちょっと複雑な話になってしまうが、例えば、「80年代の音楽を知りたければ、70年代の音楽を聴く」、
「70年代が知りたければ、60年代を聴く」、 「BEATLES や STONES を知りたければ、モータウン系のR&Bやソウル、カントリーミュージックやチャック・ベリーを聴く」、「RAMONES を知りたければ、BEACH BOYS やフィル・スペクターを聴く」、「SEX PISTOLS を知りたければ、NEW YORK DOLLS を聴く」
・・・といった具合に、全ての音楽に ”ルーツ” があるのだ。
そういった ”ルーツ” を知る事により、その音楽がなぜそういう音楽になったのかという事を理解でき、そのバンドなり、ミュージシャンなりの本質を知る事ができるという訳だ。
「”これ” があって、”こう”なる」・・・こういう音楽を経て、こういう音楽にたどりつく・・・みたいな。
それは、一つのバンドの歴史にも当てはまる。
そんな感じで、色んな音楽を聴いてきた耳で、最近またREPLACEMENTS を聴きなおしてみたら、なんとなく彼らの本質が見えてきて、昔聴いた時よりもシックリきた気がした。
年齢的なものもあるのかもしれないが・・・。
そんな時に、ベストなタイミングで彼らの全アルバムが、デジタルリマスター&ボーナストラック入りでリイシューされた事を知り、とりあえず、1stアルバムと、その後に出たミニアルバムを買ってみた。
結論・・・きた・・・・・キターーーーーー(゜∀゜)-----ッ!
なるほど、こういう事だったのか・・・。
こういう時代があって、その後の音楽性につながっていたのか・・・そりゃあ、後期の音だけを聴いても、いまいちシックリこない訳だ。
初期の彼らは、最初に言った通り、やはり紛れも無く ”パンク/ハードコア” だった。
それも最高級の・・・。
まず、デビュー・アルバムだが、タイトルがイカれている。
" SORRY MA , FORGOT TO TAKE OUT THE TRASH "
日本語に訳すと、「母ちゃんごめん、ゴミ出すの忘れてた!」・・・みたいな感じだろう。
というか、何?このタイトル・・・でも、英語だとすぐに意味は解らないから、なんとなくかっこよく聞こえるのが不思議なものだ。 このジャケのTシャツがあったら欲しい・・・。
音の方は、もう完全な ”パンク・ロック” だが、やはり後にメジャー・デビューするくらいのバンドだけあって、その楽曲のクオリティは圧倒的に高い。
そして、その直後に出たミニ・アルバム" STINK " だが、これがマジですごい。
オリジナル盤は、8曲収録で、トータルわずか15分くらい。
今回、ボーナストラックが4曲追加されているが、それでも30分にも満たない。
文字通り、「あっ!」という間に終わる・・・。
だが、その内容の充実ぶりはハンパではない。 メロディセンス、ハジケっぷり、全てに於いて完璧なパンク・ロックと言ってもいい。
STIFF LITTLE FINGERS を引き合いに出してる人もいたが、それもわからんでもない。
こんなにすごかったとは、正直思わなかった・・・。
やはり音楽って、オリジナル・アルバムで聴いていくのが、一番正しい聴き方だと思った。
" FUCK SCHOOL" THE REPLACEMENTS (1981)
http://jp.youtube.com/watch?v=eh60xe0ff3E&feature=related
"FUCK SCHOOL" ・・・同感である。 俺も、学校が楽しいと思った事など一度もない。
" KID'S DON'T FOLLOW " THE REPLACEMENTS (1981)
http://jp.youtube.com/watch?v=unscwO3qWbE&feature=related
" I HATE MUSIC" & "STUCK IN THE MIDDLE " THE REPLACEMENTS (1981)
http://jp.youtube.com/watch?v=nBh5ZtATqOY&feature=related
" GOD DAMN JOB" & " JUNIOR'S GOT A GUN " THE REPLACEMENTS (1981)
http://jp.youtube.com/watch?v=IINrFUCF8-g
そんな事で、ようやく彼らの初期の音源を聴く事ができ、その後の音楽性とのつながりがなんとなく理解できた気がする。
言ってみれば、欠けていたパズルのピースが見つかったみたいな感じだ。
「”あの音”があって、”この音” がある」・・・みたいな。
初めて彼らの音楽を聴いた時に感じた、”中途半端さ” というのは、彼らの音楽が ”中途半端”なのではなく、当時の俺が ”中途半端”・・・つまり、未熟だったのだ。
ある、一面だけを見て、そのバンドの全てを知ったような気でいた訳だ。
今になってみると、その事がよくわかる。
そして、今の自分には、彼らの音楽は、とても ”シックリ” くる。
" KISS ME ON THE BUS " THE REPLACEMENTS (1985)
http://jp.youtube.com/watch?v=tXAmzGD7Vc0
" BASTARDS OF YOUNG " THE REPLACEMENTS (1985)
http://jp.youtube.com/watch?v=ap0p7mhu4w0&feature=related
" ALEX CHILTON " THE REPLACEMENTS (1987)
http://jp.youtube.com/watch?v=0M12S1FUBJI&feature=related
" I'LL BE YOU " THE REPLACEMENTS (1989)
http://jp.youtube.com/watch?v=vBsKdtu5l5c&feature=related




