きのうのアメブロランキング・・・いきなりジャンルランキングが1000近く上がって、総合ランキングに至っては、一気に40000位くらい上がってて、ブッ飛んだのも束の間、今日になったら一気に元に戻ってた・・・。


いくら、更新してないからって、一日で40000位も下がるランキングって・・・なんやこれ?


・・・それはともかく、みなさんは、「ネオモッド」って知ってますか?


というか、「モッド」って知ってますか?


「モッズ(MODS)」とも言いますが、まあどっちでもいい。


正式には、「MODERNS(モダーンズ)」と言いますが、意味はまあ、「現代的」とかそういう事ですね。


簡単に言うと、60年代の英国で、ソウルやR&Bなどの黒人音楽を好み、細身のスーツで”VESPA”などのイタリア製のスクーターを乗りまわしていた若者達の事を指します。


要するに、英国の「暴走族」みたいなもんです。 と言っても、日本のに比べてかなり「スタイリッシュ」ですが。


で、そういった若者がやっていたバンドに、SMALL FACES  MANFRED MANN 、初期のWHO などがあった訳ですが、さらにそういったバンドに影響を受けたバンドを、「ネオモッド」と呼ぶのです。


要するに、「黒人音楽の影響を受けた白人に影響を受けた白人」の音楽って事です。


60年代の「オリジナル・モッド」は、「いかに黒人に近づけるか?」という事に重点を置いていましたが、「ネオ・モッド」になると、間にワン・クッション置いて、更に時代的にも一世代空いていて、おまけにパンク・ムーブメントという追い風もあり、その音楽は、「黒人音楽っぽさ」だけでなく、白人独自のものに変化していきます。


ある者は「スカ」を取り入れてみたり、ある者は「R&B」をほとんどパンクロックのノリで演奏したり、ある者はパワーポップ的解釈で黒人音楽をカバーしたりと、それぞれが様々な試みで、黒人音楽をなんとか自分達のものにしようとしていました。


で、それらのバンドに共通するものとして、やはり、Paul Weller 率いるTHE JAM の存在が、その手の音楽を始める動機になったと推測できます。


・・・で、今回はそのJAM にはあえていかずに、その他の「ネオ・モッド」のバンドをいくつか紹介したいと思います。


どのバンドも当時は、アルバム1、2枚か、もしくはシングル数枚でブームの終焉と共に消えたバンドですが、そのクオリティは、驚く程高いです。


そういう知られざるすごいバンドを発掘する作業も、近年進んでいて、そういう埋もれた才能に出会う度に、

「知名度とクオリティは必ずしも一致しない」という事を改めて感じます。





まず、紹介するのは、オープニングだけに、THE CIRCLES (ザ・サークルズ) "OPENING UP" です。


このバンド、元NEON HEARTS というバンドで既にデビューしていたメンバーが結成したバンドなんだけど、

このNEON HEARTS 、その筋では結構知られたバンドで、実は先日亡くなった、Paul Raven が、ベーシストとして在籍していたんです。


Paul Raven というと、知ってる人は知ってると思うが、この後KILLING JOKE PRONG MINISTRY 

そして、なんとあの、元X JAPAN hide がやっていたzilch に参加していたのだ。


かたや、ネオモッド、かたや、インダストリアル・メタル・・・同じバンド出身でも、ここまで違う道をたどるというのも珍しい。


それはともかく、このCIRCLES は、ヤバい。 めちゃくちゃ曲が良い。


でも、当時はシングル数枚で消えている。 信じられん・・・。


これ程のバンドが売れなかったというのは、いかに音楽業界がデタラメかという事と、英国音楽シーンの層の厚さというものを感じる。


日本の狭い音楽シーンとは比べ物にならないのだ。


もし、日本で出していれば、そこそこ売れたんじゃないかと思う。


"OPENING UP" THE CIRCLES (1979)

http://jp.youtube.com/watch?v=1yuHyfDI4uA




続いては、THE LAMBRETTAS (ザ・ランブレッタス) です。


LAMBRETTA というのは、VESPA と並ぶ、イタリア製スクーターの名前です。


彼らは、"POISON IVY" という、ROLLING STONES  HOLLIES もカバーしていた、50年代の黒人ヴォーカルグループ・COASTERS のカバーで有名です。


今回、調べてみたら、UKチャート7位まで上がり、25万枚売れたそうです。 結構ヒットしてますね・・・。


この彼らのヴァージョンですが、ホーンが入り、スカ風のアレンジになっていて、かなり「踊れる」感じです。


他のオリジナル曲もレベルが高く、全体的に「軽快」で「ノリノリ」でいいです。


この辺になると、80年代に突入しているので、パンク的な攻撃性はだいぶ薄まり、いわゆる「80'sサウンド」な感じもしますね。



"GO STEADY" THE LAMBRETTAS (1979)
http://jp.youtube.com/watch?v=SeMMT6m_dV8&feature=related


"POISON IVY" THE LAMBRETTAS (1980)

http://jp.youtube.com/watch?v=lwr4mqN1TXY


"DA-A-A-ANCE" THE LAMBRETTAS (1980)

http://jp.youtube.com/watch?v=VGQdePuGUgc&feature=related


"PAGE THREE (ANOTHER DAY ANOTHER GIRL) " THE LAMBRETTAS (1980)

http://jp.youtube.com/watch?v=tQNzRxuKkV0&feature=related