<あらすじ>
アフリカ大陸にあるワカンダ王国。太古の昔に飛来した隕石によって、国内には超鉱石「ヴィヴラニウム」と、神秘の力が得られるハーブにより、他国には秘密裏に超高度文明を築いていた。
先代王の突然の死により、若くして国王となったティ・チャラ。ワカンダの国王は国の守護者として「ブラックパンサー」を名乗り、スーパーヒーローとなる。
MARVELユニバース作品としては、『シビルウォー・キャプテンアメリカ』で初参戦したブラックパンサー。
超人兵士である、キャプテンアメリカとウィンターソルジャー相手に五分の戦いをみせ、キャップとバッキーをかくまう高度文明国家の片鱗を見せていましたが、その全容が本作では明らかになります。

公式サイトによると
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熱帯雨林のホログラムで隠されており他の国々からは全く文明が発達していないように見える。
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世界を崩壊させるほどのパワーを持つ希少鉱石:ヴィブラニウムを隠し持つ。ヴィブラニムを奪われたら、人類に未来はない。
ワカンダを守るため、世界中にスパイを送り、社会情勢を探る。国王ティ・チャラの元恋人・ナキアもその一人
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ヴィブラニムを研究し、武器や医療・・・各方面で最先端のテクノロジーを生み出す。その技術は、世界で最も発達している。
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ヴィブラニウムの研究・開発は、国王ティ・チャラの妹、シュリ率いるデザイン・グループが行う。
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歴代の国王たちは、ヴィブラニウムが悪の手に渡らないよう、国王は国を治めると同時に、守護者であるブラックパンサーも兼任し、ワカンダ王国の秘密を守ってきた。
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国王就任のためには、全ての挑戦者を倒す伝統的な儀式を行う必要がある。
と、いろいろとトンデモ設定が飛び出す国and国王。
まず、GoogleMapにも映らない秘密国家で、世界中にスパイを送っているというのは、どこかの国も似たような感じなので目を瞑りましょう。
ステルス戦闘機に民族衣装風フォースフィールド、さらにはナノテクノロジーのブラックパンサースーツなど、超テクノロジーがこれでもかというくらいに目白押しなんですが、出れば出るほどアイアンマンがプラモデルレベルまで格落ちして見えてしまいます。
取りつかれたように、アイアン軍団やウルトロンを作っていたのは何だったのか…。
というか、アベンジャーズ1で世界が危機に瀕しているとき、ワカンダ王国は何してたんだ。
医療技術もハンパなく、脊髄を損傷した患者をハイテクマシンでほどなく完治してしまします。
シビルウォーの時、パンサーさんの目の前で脊髄不詳したローディは放置ですかい…。
まあ、秘密国家ですから、そういった救済活動は表立ってできないのかもしれません。
劇中、韓国の街中でドンパチするシーンでは、犯人を追い詰めるもギャラリーのSNS監視により「世界が見ている!」と制止されてしまいます。
シビルウォーの時は、大衆の前でヘルメット脱いでたのにね!
後付けの文明設定は、あまり突っ込むのは野暮というものでしょうから、この辺にしておきます。
問題なのは、この物語は王国の内紛だということ。
国王就任には、昔ながらの(?)決闘が用いられ、滝の上で殺し合いをします。
晴れて国王に認められると、ワカンダに自生している神秘のハーブでトリップし、超パワーを得ることができます。
ここまでで、通常の法治国家なら数個の犯罪に抵触しそうなものですが、ワカンダ的には問題なし。
先代王が、実は国家の機密漏洩を企てた弟を殺害していたり、ティ・チャラも就任後まもなくクーデターを起こされたりと対外的な面よりも、内政がまったくできていないワカンダ王国。
裏切者は粛清して大団円を迎えますが、ヒーローとしてはなんとも煮え切らない展開。
スーツはかっこいいですけどね。やばいハーブやってるってどうなのよ。
続編の制作も決定しているようなので、期待したいと思います。