日経平均 10371.09(+166.07)
日経平均先物3月限 10370(+180)

東証1部騰落数は値上がり1072銘柄に対して値下がり464銘柄、
変わらずが147銘柄だった。東証1部売買代金は1兆4499億円。 

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後場の東京市場は、12時30分に豪準備銀行(RBA)が市場予想の25bp金利引き上げに反して、
3.75%に政策金利を据え置いたことを受けて円高が進行し、上げ幅を縮小させてスタート。

日経平均は先物ベースで10,300円まで値を下げる場面も見られましたが、
これまで様子見姿勢だった国内機関投資家の押し目買いが観測され、結局本日の高値圏で大引け。

これまで相場を支えてきた外国人投資家の買いが細っていただけに、次は国内投資家の買い
(本日野村HD・三菱UFJなどが先物を大幅買い越し)という好循環を生むのか、
明日も国内勢のの動向に注目です。

ただ、国内勢は押し目は拾っても相場を押し上げるような買い方はしないだけに、
年末年始のような相場にはならないと考えます。


また引け後に、『1月国内ユニクロの既存店売上高は6カ月ぶりマイナス』とのニュースが出ています。

ファーストリテイリングは日経平均への寄与度が高く、相場を押し下げる要因となるかもしれません。


日経平均は昨日もお伝えしたように、75日移動平均線に跳ね返される形で下ヒゲを出しており、
本日の反発で上昇ムードとなっていますが、25日移動平均線が下向きに転じるなど相場の調整色は
依然強く、今回の反発も短期間で下げすぎた自立反発程度に終わるのでは。


上値目処は25日移動平均線(10,618円)。